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エースコンバット3D クロスランブル/エースコンバット3D クロスランブル プラス 【えーすこんばっとすりーでぃー くろすらんぶる/えーすこんばっとすりーでぃー くろすらんぶる ぷらす】 ジャンル 3Dフライトアクション 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 無印 アクセスゲームズバンダイナムコゲームス プラス Klein Computer Entertainment 発売日 無印 2012年1月12日 プラス 2015年1月29日 定価 無印 5,800円(税5%込) プラス 5,119円(税8%込) 判定 良作 エースコンバットシリーズ 概要 ストーリー 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 シリーズ国内初の任天堂ハード向け作品。 PS向けにかつて発売された『1』『2』の実質的なリメイク作品。公式は「再構成」と言っている。 『AH』に登場した新システム・クロスレンジアサルトに通じる、マニューバシステムを搭載しており、初心者でも手軽に大迫力のドッグファイトを楽しめる。 『Xi』以来3年ぶりに架空世界を舞台としており、他作品を遊んでいるとにやりとさせられる演出や台詞も多い。 『04』以降の作品とのつながりが不明瞭だった『1』『2』の世界を、これらの世界との同一時系列に組み込む目的があると思われる。 本稿では3年後に発売された上位版『エースコンバット3D クロスランブル プラス』における変更点も含めて解説する。 ストーリー ベルカ戦争(=『ZERO』)後、融和に動く世界。力を伸ばすオーシア・ユークトバニア両国に対抗して、ユージア大陸諸国は同盟機構の設立へと動く。その手始めに、各国の軍が提携してユージア同盟軍が結成された。しかし、大陸南部の国々はオーシアとの軍事同盟への加盟を主張してこれに反発。すると、大陸の資源のほとんどを握っているこれらの国々の反発に対して、今度は西部・北部の国々が反発。大陸内の衝突は次第に激しさを増し、ついには大陸全土を巻き込んだクーデターが発生する。これに対し、同盟軍は、多大な被害を被りながらも「戦士の名誉作戦」を発動。わずかに残った正規軍と傭兵をかき集め、強大なクーデター軍の鎮圧を試みる。その中に、どこからともなく現れた傭兵がいた。彼は、スカーフェイス隊隊長・コールサイン:フェニックスとして、激しい戦いに身を投じて行く。 時系列的には、『ZERO』と『04』の間。シリーズを通して世界に影響を与える、小惑星ユリシーズ落下事件の前である。(*1) 特徴・評価点 新システム「マニューバ」とその絶妙な調整 本作の操作は基本的にPS2時代のシリーズ作品に準拠しているが、手軽にドッグファイトを楽しむためのシステムとして、マニューバが導入されている。この新システムの調整がちょうどいい具合にできている。 これは大まかには、Yボタンで手軽に高度な機動を行えるというもの。敵を一定時間ロックオンして発動するアタックマニューバは、強力な機動で一気に敵の背後を取る。また、ミサイル接近時に発動できるエスケープマニューバは、素早い回避機動によってミサイルを回避する。 また、『6』で登場したハイGターンと呼ばれる急速旋回も可能になっている。機動力の高い機体ならば、自力で変態機動が可能。 『AH』に登場したクロスレンジアサルトと似ているが、これを前に出しすぎて批判された同作と違い、今作でのマニューバの扱いはかなり淡白。 新要素としてくどすぎず、従来作をプレイしたファンでも違和感なく受け入れられたという声が大きい。 強制的にマニューバを発動しなくてはならない場面は一切なく、使用せずにクリアすることが可能である。そのため、上級者はマニューバを封印してのプレイも可能で、極端なヌルゲー化を防いでいる。 難易度が上がると、マニューバで背後をとっても回避されたり、相手も発動して逆に背後を取り返されたりと、安易なマニューバの発動があだとなるケースもある。 慣れてきたプレイヤーならば、むしろ従来作通りに自力で背後を取り、ヨーなどを駆使して撃墜した方が効率的な場合もある。 初めて触れる初心者も従来作をプレイしてきたファンも同じように楽しめる絶妙な調整となっている。 このシステムは、アクセスゲームズが開発した『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』のシステムと似ている。 『プラス』ではON/OFF設定が追加されたが、OFFに設定してもYボタンがマニューバに割り振られているのは変わらないため、Yボタンが事実上死にボタンとなる。 従来作への回帰・人気要素の復活 基本的なシステムは従来作品と同様。機体も、ポイントをためて購入していく。 ミッションの選択スタイルは『1』『2』『X』に似ている。 ミッションごとにダイナミックなムービーを挟むようになっていったPS2時代以降の作品に比べ、今作のストーリー演出はPS時代への回帰を意識しており、基本的に淡白な描写になっている。 基本的にオープニングとエンドロール以外にプリレンダムービーはなく、ミッションごとに情勢などが必要最低限に説明される程度で、ストーリーはシンプルに進んで行く。 プレイヤーは1人の傭兵であるという立ち位置が強く描かれているのが特徴。 特に『ZERO』『5』での演出を大味に感じていたファンからはこの点の評価は高い。逆にこれらの作品のファンからは不評だが、声高な批判には至っていない。 『ZERO』で見られた、敵エース部隊とのボスバトルが復活。 個性豊かなエース部隊が、編隊を組んで向かってくる。それぞれでパイロットのキャラクターや戦い方が大きく違う。 さすがに『ZERO』と比べるとその数は少ないが、円卓経験者や、黄色の13を知っているエルジア軍人など、従来作をプレイした人間をニヤリとさせるネタも。 特に最初に戦う「ランサー隊」は多くのプレイヤーの間でネタにされた。そのネタっぷりは是非製品を手に取って確かめて頂きたい。 もちろん『2』で何度となくプレイヤーの前に現れた赤い機体のあいつも登場。最後の戦いで乗ってくる機体はシリーズに詳しい人ならすぐに分かる事だろう。 架空兵器・架空世界の復活 本作の舞台は『3』や『04』でもお世話になったユージア大陸。実に『5』のアーケードモード以来8年ぶり。『X2』や『AH』に打ちのめされたファンを喜ばせた。 架空世界独特の無茶苦茶な兵器・展開も復活。というより、架空世界に戻ったことで、派手な展開が悪目立ちしなくなった。 キャラクターの増量・フルボイス演出 敵エース部隊・新たな指揮官などのキャラクターが追加され、会話イベント全てがフルボイス演出となった。 登場人物などは『2』を踏襲しているが、新たに指揮官オルセンなどのキャラが追加されている。指揮官・僚機・敵全てがフルボイスで会話する。 しかも、指揮官の声優はあの若本規夫氏である。非常に濃ゆい。と言っても、最近の氏の起用に多いネタキャラとしての登板ではなく、終始真面目な司令官としての登場であるため、高評価である。 もちろん、真面目キャラであるが故のネタ要素もある。中でもとあるミッションで指示される「Uターン」は多くのフェニックス達の命を散らす事となった。 リメイク元に登場した永瀬ケイ、ジョン・ハーバードにも声が当てられ、キャラクターが掘り下げられている。『スターフォックス64 3D』などのように、下画面でリアルタイムで会話が繰り広げられる。 もちろん英語音声も完全収録。そして妙に字幕のバリエーションが多い。 3Dグラフィック グラフィック自体はそこまで良くもないが、3D立体視にしてもその質は全く落ちない。 特にコックピット視点を3Dでプレイした時の臨場感を高く評価する声が大きい。 PSPで出た2作と比べ、機体が日光を反射する様子など、光源処理の面が発達している。 チューン 『X2』に続き、実在機・架空機問わずパーツによるチューンが可能。 だが同作と比べて、本作ではかなりチューンの自由度が上がっている。 『X2』のチューン機能は機体ごとに使えるパーツが限られており自由度が低く、またそもそも機体間の性能差が大きかったために批判を浴びた。 しかし今作では自由度が高く、『X2』に引き続き今作でも使用可能なレシプロ機に音速の壁を越えさせることも可能。カスタマイズ次第では、F-4で難易度エースをクリアしたり、A-10で空戦ミッションに対応することが充分可能である。 チューン項目にあるカラーリングのカラー05と06が自分の好きな色をカスタマイズ出来ると言う点も大きい。内容は予め決まっている塗装パターンの色を変えると言った物だが、自分のパーソナルカラーに塗装出来ると言ったプレイが出来るのは嬉しい所だろう。 F-15SEに、『ZERO』のピクシーの機体カラーがあるなど、シリーズファンへのサービスも多い。 初心者に優しいゲームバランス 元々難易度が低い『2』を下地にした作品のため、本作も『2』と同様にクリアだけなら初心者でも簡単に達成可能。シリーズでも特に簡単な部類に入る。 マニューバのおかげで、ドッグファイトで敵機の後方に回り込むのが簡単。空戦の基礎が身についていないプレイヤーの補助になってくれる。 『6』『AH』同様、途中リトライができるので、失敗しても最初からミッションをやり直す必要がない。 ただし、今までと異なり、途中リトライするとSランクを獲得できなくなる。 ランクを気にしない初心者にとっては、総合的に見てかなり良心的なゲームバランスとなっている。 任天堂スペシャルコラボ機体(『プラス』追加要素) 『プラス』では任天堂のゲームキャラクターが機体にペイントされたスペシャルコラボ機体が登場した。 『マリオ』シリーズのハテナブロックが登場するミッションがあり、ブロックを攻撃するとミッションクリア時にコラボ機体を入手できる。 この方法で全てのコラボ機体を入手できる訳ではなく、一部の機体を入手するにはamiiboが必要となる。amiiboを使用するには、Ver.2.00の更新データが必要。 NEW GAMEを開始する際に、1周目でコラボ機体が出現するようにするかの質問をされ、「いいえ」を選ぶと1周目では出現しなくなる。 「いいえ」を選んでも、2周目以降は必ず出現するようになる。 ファンの中にはあの『ジェットインパルス』とのコラボを望むマニアも居たが、結局実現しなかった。 賛否両論点 BGM 『X2』で賛否両論だった椎名豪氏が引き続き担当。やはり今作も従来のシリーズからは遠い作風。 オーケストラやコーラスをふんだんに使用した豪勢な音楽を評価する声もある。しかし、従来作のファンにはこの点も不評な傾向にある。 もっとも、今作は様々な作曲家が参加しており、シリーズお馴染みの中西氏やAHの濱本氏も参加している。それらのBGMは概ね好評である。 ちなみに、サバイバルモードでは過去作の曲が流れるが、その中にアーケードで稼働していたエアーコンバット22の曲が2つ使用されていることに驚いた声も一部であったとか(*2)。 「マニューバ」について 基本良調整なマニューバだが、やはり嫌う人は嫌う。携帯ゲー故の画面の狭さやボタンの少なさもあるのだろうが。 アタックマニューバについては機銃や無誘導兵器(ロケットランチャーなど)は敵のディフェンスマニューバで防がれないことを利用し、忠実に再現された鬼火力のA-10A機銃やそれ以上の鬼火力の機銃を持つレシプロ機(ミサイルが詰めなかったり速度が遅い故の調整)で楽々撃墜することができてしまう。 そもそもA-10Aやレシプロ機は空戦自体が苦手なので、むしろマニューバを使わないと苦戦しやすい。 こちらが使わずにプレイしていても、相手は使う。特にエース部隊。従来作品なら命中していたような攻撃でも、相手が華麗に避けることがある。 マニューバ使用可能な状態になるとメッセージと音声が入るのだが、それをオフにする機能がない。 強敵と戦っていると相手の後ろについたり、逆につかれたりするたびに「マニューバを使え」と繰り返し指示してくるので煩わしい。 操作 基本的にPSPの作品と同様だが、Yボタンをマニューバに割き、マップの縮尺変更が十字キーにあてられたため、トリムアップ・ダウンがオミットされてしまっている。PSPの作品と同じような感覚で操作すると最初は面食らう。 マルチプレイがない マニューバを対戦に対応させるだけの時間や力がなかった可能性がある。 携帯機としては実装して欲しかったという声もあれば、オンライン偏重だった『X2』『AH』と異なり、1人でやり込みができる点を評価する声もある。 厳しいランク基準 本作はランク評価が時間準拠のミッションが多い。 Sランクを狙うならばTGTのみを狙ったプレイに限定されやすく、敵全滅はまずあきらめる必要がある。 高性能機で完璧なパターンで攻略することを前提にしているかのような時間に設定されているため、ミッションによってはシリーズ上級者でも苦戦する。 一部の得点制ミッションでは、時間ギリギリまで粘らないと出現しない敵を倒さないとSランクを獲得できない。 本作におけるSランク制覇は、上級者にとっては今まで以上に骨のあるものとなっている。一方で、プレイ方法が限定されやすく、ランクを気にすると自由度が下がるという弊害も存在する。 幸いにも、本作には長期ミッションがほとんどないので、Sランク獲得に失敗してもリトライするモチベーションを保ちやすい。 問題点 ボリューム不足 ストーリーだけなら、初心者でも5時間かからずにクリアできてしまう。 隠し要素・エクストラミッションなどを含めても総プレイ時間は40時間弱といったところ。シリーズ経験者ならば恐らくさらに縮まる。 『2』から一部のミッションが削除された。それでも十分にミッションは多いのだが、特に夜間都市攻撃ミッション「JEWEL BOX」はビルの間に潜む地上兵器を撃破したり、高速道路を離陸してくる敵機を迎撃するなどシチュエーションの評価も高かったため削除された事を惜しむファンも。 登場する機体も、『X』などより減少している。全28機(ジェット機24機+レシプロ機2機+架空機2機)。 新規登場機体は2機のみ。これに関しては、既に『エースコンバット』シリーズが著名な戦闘機を網羅しかけているためとも言える。 シリーズ恒例のメビウスカラーがF-22に存在しない。 『1』最後のボスである空中要塞が登場しない。『ZERO』に出たフレスベルグがそれに近い存在であったが、時系列の関係などでそのまま出す訳にもいかなかったのだろう。 ゲームバランス 本作では全体的に「爆弾」が役に立たない。 旧作と異なり爆弾の使い勝手がやや変わっただけでなく、前述の通りSランクの条件の大半が時間制なので、着弾の遅さから敬遠されてしまう。 得点制のミッションでも、多くの敵を同時に攻撃できるミサイル兵装が充実しているので、やはり使い勝手が良くない。 旧作において対地攻撃に絶大な威力を発揮したFAEB(燃料気化爆弾)が、プログラムミスを疑うほど弱体化されてしまった。 特に悲惨なのは攻撃範囲で、UGB(無誘導爆弾)よりも狭い。恐らく本作一の“死に兵装”といえる。 実際に使ってみてあまりにも命中せず違和感を覚えたプレイヤーは少なくないだろう。 『X2』ほどではないが、敵戦闘機の動きが遅い。エース機は素早い動きをするのでスピーディな戦闘ができるが、通常の敵機との差が極端。 グラフィック 3D立体視の状態でも美麗なのは評価できるが、絶対的に見ると決して綺麗ではない。 渓谷など極端に暗いところもあり、プレイに支障をきたすレベルだという声もある。 光源処理などは頑張っているものの、基本的にはPSPで登場した2作と大きな違いはない。 飛行中の自機の兵装は、選択中のものしかグラフィックに反映されない。 一部の山脈などはコピペしたような峰が延々と連なっており、遠目から見ると見栄えが悪い。 機体解放の条件がわかりづらい 今作では、このミッションをクリアすればこの機体が買える、という風な単純な条件設定ではなく、機体ごとに、特定ミッションクリアだったり特定階級への昇進だったりとまちまちでわかりづらい。攻略Wikiなどでも、条件が判明するまでかなりの時間を要した。 というか今でも曖昧な部分があり、好みの機体がクリアまで出てこない人もいる。 誤字(『プラス』では修正済) 無印版では榴弾砲(HOWITZER)がHOW TI ZER、MISSION 02のタイトル(EASY MONEY)がEASY MON K EYと誤記されていた。 無印版では修正アップデートが提供されず、『プラス』では修正済。 総評 新システム導入が必ずしもファンの期待を裏切るものではないということを実証した良作。 従来作のいいとこ取りといった趣で、期待せずに買ったら思いのほか満足した、という声を上げるファンも多い。 しかし売上は芳しくなく、初週約1.5万本、3週目以降はTOP50から転落。 つまり「国内累計で5万本いったかどうか」というレベルであり、『X』が国内累計23万本なのを考えると、成功とは言い難い。 また、本作の出来に対してバンナム自身にやる気が感じられず、CMなどの広告活動もほとんどされなかった。 そのため「本作の存在を知らなかった」というファンも存在する。 シリーズの命運を懸けて製作された『AH』がお世辞にも成功とは言い難い結果だったため、「バンナムにやる気が無いのは『エースコンバット』シリーズに見切りをつけ始めている前兆ではないか」とも捉えられていた。 『X2』『AH』の評価が劣悪だったこともあり、発売前から購入を見送ったファンが多かったのも売上に響いていると思われる。 特に前作『AH』の新システムは過剰な押し付けで不評だったため、今作の新システムも同類のものだろうという見方をされ、『X2』の低速度感と『AH』の飛ばされている感との悪いとこ取りと思われてしまった点は致命的といえる。 広報戦略次第では『X2』や『AH』の悪評を拭うことも決して不可能ではなかった良作であるだけに惜しい。 『プラス』は任天堂コラボ機体が追加されたこと以外は無印版と同様。 余談 本作は、アクセスゲームズとバンダイナムコゲームスの共同開発。 『X』で大金星をあげ、『X2』で盛大にやらかしたアクセスゲームズだが、今回で名誉挽回に成功した所か? 本作のサウンドトラックの入手方法はエンターブレイン通販の特典のみであったが、発売から1年以上経った2013年の11月にiTunesストアで配信された。 ちなみに、海外でのタイトルは『ACECOMBAT ASSAULT HORIZON LEGACY』である。よほど『AH』に自信があったのだろうか? その『AH』はあの有様なので、売り上げにダメージがあったのではないか?とも言われる。 しかも、パッケージが『AH』のイメージ画像の使いまわしという誤解を招くデザインになっている。それがこちら。 3年以上たっているとは言えど、無印版へのアップデートが提供されず別ソフトとして発売された『プラス』はいわゆる完全版商法として批判されることもある。 3DSというハードの特性上、誤字修正やマニューバON/OFF切り替えといった要素はアップデートとして配信することも可能であり、コラボ機体関連を有料DLCとして販売するのも現実的である。 元バージョンからのアップデート版(無料配信のアップデート部分+有料配信のコラボ機体追加DLC)と新規パッケージの2種類の売り方をすることが当時可能だったかは謎ではある(*3)。
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エースコンバットX2 ジョイントアサルト/攻略 エースコンバットX2 ジョイントアサルトに戻る コメント 名前 コメント アルバイトはじめました(´-ω-)♂ http //e29.mobi/ -- age (2012-01-05 21 21 41) ヤフーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -- あいうえおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (2011-07-29 17 32 12) エースコンバットⅩ2サイコー -- VADER (2011-05-10 22 59 32) X-2最高 -- YES (2011-03-10 20 12 35) グットギル -- 名無しさん (2011-03-10 20 05 23) このやろろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお -- 慎 (2011-03-10 20 01 21) ↓おまえの名前とIPアドレスをFaithBookツイッターデスノートに書きます。 そしてきさまをこの世から消しますすすすすすす -- 管理人地球天皇地球遺産地球国宝史上最悪核兵器横綱優勝神様爆弾 (2011-03-09 20 45 32) イイっすねえ -- 慎go (2011-03-09 19 33 15)
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ACECOMBAT3electrosphere 21-708~709・712~713・716・721~725 708エースコンバット3sage2006/03/10(金) 00 51 21 ID mjGKS3iu とりあえず世界観: 企業が国際的に吸収合併や淘汰を繰り返してきた未来、世界はその弱肉強食のピラミッドの頂点に立った ある一つの超巨大企業によって牛耳られていた。その名は“ゼネラルリソース社”(以下、GR社とする)。 その力は“揺り篭から墓場まで”と称されるように、生活用品から工業、食料、建設から電気、ソフトウェア、ネットワークなどありとあらゆる物品、サービスをほぼ独占販売することを可能としていた。 一つの企業に生活の全てを握られるということは、その企業に従わなくては生きていけないことに等しい。 そうして、国家という物は形骸化し、単なる地域の区分に成り下がった。 GR社の天下は長く続き、肥大化したまま競う相手のいなくなったその組織は既得権益を守るために少しずつ保守化、硬直化していく。 そんなGR社の隙をつくようにして現れたのが、新興勢力である“ニューコム社”。 情報ネットワーク産業を主業務とするこの会社は、科学至上主義を掲げ、過激ともいえる開発により ソフトウェアやバイオネットワークなどに数々の斬新な商品を生み出していった。 その技術力はGR社を凌駕するものであり、GR社の保守的な商品に厭いていた人々は 積極的にこれを受け入れ、GR社のパイを奪う形でニューコムは急激に成長していく。 それに脅威を感じたGR社は、様々な手段を用いてニューコムに攻撃をかける。 その手段は、ネガティブキャンペーンのようなイメージ戦略はもとより、傀儡である新国際連合共同体“NUN”を 介して合法化した上での私設軍隊による直接攻撃など、多岐に至っていた。 当然、ニューコムもまた、私設軍隊を使ってのGR社への反撃や、NUNへの自社系議員の送り込み などによる対抗を行う。 こうして、全世界に拠点を持つ2大企業の対立に端を発する紛争は、世界各地に広がっていくこととなる。 事態が一向に解決の気配を見せない中、NUNの下部組織である治安維持対策機構“UPEO”代表に GR社、ニューコム社どちらにも属さない“ガブリエル・w・クラークソン”議員が就任する。 双方と対等に話をすることのできる数少ない人物である彼は、UPEOの役割を再度明確化し 紛争を止めるべく双方への軍事的、外交的な行動を開始した。 そんな中、極限状態まで張り詰めたGRとニューコムの対立の糸がついに切れ、ニューコム社は GRに対し表立った大規模な軍事行動を開始した。 紛争の拡大を阻止すべく、UPEO所属のパイロットであるプレイヤーは指示を受け、同僚と共に ニューコム戦闘機を撃墜するため出撃した。 以上。こっからゲームスタート。 続きはまた。 709エースコンバット3sage2006/03/10(金) 01 22 45 ID mjGKS3iu 以下、人物紹介(一部)。残りは適時紹介: UPEOの出動部隊は四機。 一番機に乗ってるのが“紘瀬玲名”とかいうジャポネ。通称“レナ”。 激しく飛行機操縦の天才で、9歳で当時GRでパイロットとして GRに入社したという幼女パイロットです。でもゲーム開始時は19歳。 この人、シルバーストーン病とかいう先天性の病気です。 どういう病気かというと、要するにお肌がとっても弱くて日光にまともに当たると激しくやけどでウワァァンですよ、と。 だから、昼間は防護服きてます。ついでに、GRの能力開発プロジェクトに参加していたときに神経手術を受けていて 超人的な反応速度での操縦も可能です。まさにエース。それを生かすための機体も開発されておりましたが、 機体は開発プロジェクトが破棄されてから行方不明。 「病弱美少女エースパイロット萌え」というように、彼女も激しくマスコミに持ち上げられています。 まさに歩くUPEOの宣伝塔。でもこれはあんまり本編に関係なかったりして。 二番機に乗ってるのが“シンシア・フィオナ・フィッツジェラルド”。通称“フィー”。 ハイパーエリートで完璧超人の姉貴に反発していいとこの育ちのくせにUPEOなんぞに入ってしまいました。 でも姉貴のことは好きみたい。入った理由のもう一つとして、正義感があるからだそうです。 三番機に乗っているのが“エーリッヒ・イェーガー”。通称“エリック”。激しく新人パイロット。 事なかれ主義だわ、信念はないわ、危機感はないわ、流されやすいわ、事実を直視したくないわ激しくヘタレです。 おまけに、いつも自分より強いレナやフィーのケツを追っかけてるわでもう最悪です。 でも、二人には相手にされていません。まさにエースコンバット界のキングオブヘタレ。 プレイヤーはどん尻の4番機。 ここではあまり語ることと言いますか、語れることはありません。 戦闘中以外はいつでも留守だったり、超無口だったりすることを除けばパイロットとしては素質ありです。 て言うか、モニターの前のあなたがそれを伸ばすことになるのですから、がむばってください。 次からストーリー。 712エースコンバット3sage2006/03/10(金) 10 30 20 ID mjGKS3iu で、こいつらとニューコムの電波基地攻撃したりGRと共同訓練したりしているうちに プレイヤーはだんだんとその腕前を認められていきます。 さて、ある日GRとの共同作戦でニューコムの基地を攻撃した訳ですが その時にGRのちょいワル親父エース、“アビサル・ディジョン”から移籍への誘いを受けます。 ここで初めての分岐です。 とりあえず、ここでは移籍を断ったことで進めます。 移籍を断ったプレイヤー、何だかその間に停戦協定が結ばれたらしいけどあっさりと破られて 侵攻してくるGRの航空部隊を迎撃したりGRの秘密基地に偵察かけたり、例のレナ用に開発された機体が発見されて レナが飛び出していくのをサポートしたり、テロリストの飛行船テロを阻止したりします。 で、クラークソン代表がもう一度停戦協定の交渉をするためにニューコムに向かうのを護衛するために 特別機の護衛任務につきます。やってくるのはGRの航空部隊。 そいつらをさくっと片付けると、UPEOの航空部隊司令である“ギルバート・パーク”通称“パーク”から 専用機の中にテロリストがいるから撃墜しろとの無茶な司令を受けます。意図が丸見えの命令です。 こんな命令をするのは小悪党と相場が決まっていますが、まさにこいつもご多聞に漏れずです。 この人、実は元GRの幹部で、GRからニューコムに科学者が大量に移籍した際その手引きをして 自分も一緒に移籍しようとしましたが、保身に走った科学者たちに阻止され、落ちぶれたところを GRの上司であるナシメントに拾われ、UPEOに出向してきたという裏設定があります。 よって、UPEOに対する忠誠心は微塵もありません。あるのは権力欲のみ。 ついでに言えば、パークは漢字で“朴”と書きます。つまり、韓国系のアメリカ人です。 少し話が脱線しましたが、ともかく、ここで二度目の分岐です。 ここでは専用機を撃墜したことで進めます。 ちなみに、もう一方のルートに進むために撃墜するのはエリックの機体です。 713エースコンバット3sage2006/03/10(金) 10 32 44 ID mjGKS3iu あ、書き忘れましたが、専用機の中には護衛としてフィーも乗っています。 つまり、フィーと代表をぬっ殺すか、エリックをぬっ殺すかの二択です。 716エースコンバット3:UPEOルートsage2006/03/10(金) 17 46 09 ID mjGKS3iu さて、その後も最新鋭機を与えられてGRやニューコム部隊の相手に勤しんだり 極秘ユニットの奪取を阻止したりナノバイトとか言う超小型ロボットが暴走したんで除去しに行ったら レナがナノバイトに犯されて精神汚染でイヤーンなのを何とかしたりで、大忙しの4人組です。 そんな折、パーク司令が「ニューコムから新しい戦闘機の供与を受けたからナシメントが死んで混乱しまくりの GRが暴走しないようにちょっくら軍事工場に爆撃して来い」と言った趣旨のことを仰います (UPEOは中立ちゃうんかという諸兄のために説明しておきますと、UPEO表向きは中立で兵器も独自開発ということになってますが 裏ではNUN内におけるGRとニューコムの鞘当て合戦の影響により、己の影響力を少しでも高めるべく両社は兵器提供を ぼんぼん行っており、そいつをUPEO用にカラーリング等を改修してから使用する、といった手法がとられております。 作中でも言われますが、この辺りがUPEOの“張子の虎”としての事実を示す部分でしょう)。 ところがどっこい、こいつはどう見てもニューコム用のカラーリングのままです。 おまけに、よせばいいのにそのまま爆撃しちゃうもんだから両社は全面戦争に突入とあいなります。 で、その混乱に乗じてイカレ親父ディジョンが、クーデター組織“ウロボロス”を立ち上げて決起します。 彼らの要求は、全人類の“電脳化”(己の思考ロジックや記憶などのデータをソフトに落とし込み、生きた人工知能して コンピュータ上で永久に生き続けること)。本拠地はどう見ても飛行船な空中空母です。でも相当強力みたい。 そのために必要な戦力ってことで、ディジョンはレナを攫って レナ専用の機体“ナイトレーベン”に乗せます。 でも、乗せてもらった分際でレナは飛行船を攻撃して、あっさり撃墜されてしまいます。 そこで、エリックが怒り狂ってプレイヤーと一緒にウロボロスを攻撃。 何とか首魁のディジョンを倒してウロボロスを壊滅させると、ついでにUPEO基地にも攻撃をかけて 自分たちをハメたパーク司令も殺します。 そして、真っ暗闇の中、男二人というむさ苦しい編隊で当てもなく飛行していると ふとレーダーに反応があります。 下を見ると、そこでは撃墜されたレナが残骸の上でこちらに向かって手を振っているではありませんか。 UPEO編はこれでエンド。 趣旨を短く纏めると、エリックはちょっとだけ成長し、 病気のせいで根暗だったレナは 仲間とのふれあいを通じて明るくなりましたとさ、ということです。 このゲーム、このエンディングが間違いなく一番爽やかな終わり方です。個人的にはこれを正史に押す。 もっとも、正史もへったくれもなくなるような事情があったりもします。 以上、その他ルートはまた後ほど。 721エースコンバット3:ゼネラルルートsage]2006/03/11(土) 00 45 56 ID dMbcbRrM さて、とりあえず次はGRルートです。 それまでの経過は 712参照。 さくっと移籍したプレイヤー、早速“キース・ブライアン”とかいう黒人に絡まれます。 この時代に珍しいたたき上げのノンキャリアパイロットである彼ははディジョンとは長い付き合いらしく、 しょぼいUPEOの中で腕が立つってだけでいきなりぶっこ抜かれたプレイヤーのことがお気に召さない様子。 とは言え、キースとディジョンと一緒にシコシコと共同作戦をこなしているうちに認めてくれるようになるのはお約束。 仲良くなったところで、三人組は専用機を撃墜しに出撃します。ここでは分岐はありません。 なお、専用機を撃墜する際には護衛機としてエリックが出てきますが、別に落とさなくてもクリア可能です。 その後もシコシコと作戦をこなして行きますが、何だかディジョンの様子がおかしくなっていきます。 そいつはキースも感づいている様子。そして、ニューコムの潜水艦を破壊するという作戦を終了した後、 ディジョンは「クーデターを起こすからついて来い」という趣旨のことを言ってきます。ここで分岐です。 ここでは断ったことにして進めます。 その後は、とりあえずニューコムを叩いた後ウロボロス( 716参照)と一戦交えます。 UPEOルートではろくすっぽ出番のなかったレナ、ここではナイトレーベンで颯爽と登場です。 この機体、速度周りと機動性がとんでもないです。おまけにレーザーもついてます。まさに黒い悪魔。 飛行船を痛めつけた後、レナとやりあう訳ですが、これが中々しぶといです。 ゲーム中にして、3ステージ分も生き残ります。 で、レナを撃墜するとディジョンが登場、こいつを倒すとウロボロスはやっぱり壊滅です。 そしてキースはディジョンの最後っ屁でシボンヌです。 紛争を終わらせてGRに戻ると、GRの攻撃で壊滅したはずのメガフロート(ニューコムの海上都市)から ナイトレーベンそっくりの機体8機が出撃し、各地で暴れているとの情報が入ります。 そいつらがGRの本社に向かってきたため迎撃に出ます。 相手はナイトレーベンそっくりの機体だけあり、能力や兵装もそっくりです。 そんな奴らをまともに8機も相手にできるわけがありません。 しかし、その内の一機にある程度のダメージを与えると、その機体のコントロールを乗っ取ることが出来ます。 これで機体性能は対等です。後は全て撃墜したら終了です。 しかし、帰ってきた機体のコックピットには誰も乗っていません。ここでエンディングです。謎の残る結末です。 ネタバレをすると、この機体、名前を“ジオペリア”と言い、裏設定ではナイトレーベン設計に携わった技術者たちが ニューコムに移籍したあと開発した無人機ということになっています。 つまり、まともな人間ではGや反応速度に耐えられない、使い勝手の悪い機体であるナイトレーベンを AI駆動に対応させることにより専用パイロット育成の手間を排除し、使い勝手を格段に良くした ニューコム製量産型ナイトレーベンと解釈してもらうと解り易いと思います。 そして、このルート最大の謎は、 “どうしてプレイヤーはそんな機体の操縦系統のハッキングを戦闘中に行えたのか”ということです。 ヒントは、 “ジオペリアは遠隔制御をされており、その性質上常にコントロールはニューコム専用ネットワークに開かれている” 709にも書いた“プレイヤーがいつも留守である”“超無口である” です。 それでは、次はGRルートからのウロボロスルートに入ります。 722エースコンバット3:GRウロボロスルートsage2006/03/11(土) 01 22 49 ID dMbcbRrM さて、それではGRルートからのウロボロスルートです。 これまでの経過は 721参照。 いい男に弱いプレイヤーは、誘われるままホイホイとウロボロスに参加してしまいました。 まあ、それは置いといてやることを簡潔に纏めますと、とりあえず、GRとニューコムとUPEOを潰します。 その間のイベントムービーで、ディジョンの過去が明かされます。 ちなみに、ここで女のメガネが出てくる訳ですが、昔々のディジョンさん、何やらその女メガネと恋人のようです。何気にこの事実は重要です。 そして実験台に横たわっています。頭には何やら怪しい装置。何かの実験を行っているようです。 実はこの実験、“電脳化”( 716参照)の実験なのです。 頭につけてた装置は恐らく脳のデータをソフトに落とし込むためのものでしょう。 ともかく、これでディジョン君は電脳化されます。 やったやったと喜んでいたのも束の間、研究所は爆破されます。 この実験の成功に危機感を覚えたGRの保守派が事実を抹殺しようとした結果です。 その後、ナイトレーベンのプロジェクトも打ち切られ、 そんな組織の保守主義に嫌気の差した優秀で過激な科学者たちは、ニューコムにこぞって移籍していきます。 そうして、今のニューコムがあるわけです。 さて、肉のある方のディジョンさんはその際に女メガネともどもシボンヌです。 生き残ったのは、電脳化後のディジョンさん。でも、彼は自分が死んだ事実を認めようとはしません。 それでも、自分が電脳化された自分であるという事実は変わりません。彼の世界には当然、誰もいません。 寂しくなった彼は、「全世界の人間を電脳化すれば寂しくなくなる」ということを考え付きます。 はい、もうお解かりですね。これがウロボロス立ち上げの真相です。 話を戻しますと、これで世界はウロボロスのものと思いきや、その後、キースが出張ってきます。 ここで何故か、プレイヤーはウロボロスと敵対することになります。 その内キースがナイトレーベンに挟まるという珍妙な事態が起こります (ナイトレーベンは特異なフォルムの全翼機であるので、翼と翼の間に機体が挟まる程度のスペースが存在します)。 ともかく、これでナイトレーベンご自慢の機動性はガタ落ちです。 キースは「俺に構わず撃て!」とお決まりの台詞を絶叫。 尊い犠牲を払ってナイトレーベンを撃ち落とします。 その後、飛行船を撃ち落とすとディジョンと一騎打ち。 ある程度ダメージを与えると“エレクトロスフィア”というネットワーク上の空間に部隊は移行します。 そして止めを刺すと、ディジョンとある人物の勝ち誇ったような嫌味を聞きながら爆死。そして終了です。 このルートの最大の謎は、“どうしてプレイヤーがエレクトロスフィアに入れたのか?”ということです。 電脳化されたディジョンはプログラム上の存在ですから、入ることは簡単です。 では、どうしてプレイヤーにもそのようなことができたのでしょうか? では、次はニューコムルート行きます。 723エースコンバット3:ニューコムルートsage2006/03/11(土) 01 53 54 ID dMbcbRrM さて、次はニューコムルートです。 これまでの経過は 712参照。 あらかじめ書いておきますと、このルートでは特に真相につながるような謎は提示されません。 エリックを撃墜したプレイヤー。 無事ニューコム勢力内にたどり着いたクラークソン代表はUPEOの裏切り行為に怒り心頭のようで 到着後の会見でニューコム移籍を宣言します。ちなみに、この人この後は一切出番なしです。 なし崩し的にニューコムに転籍となったフィーとプレイヤー。 フィーのほうは姉貴の“シンシア・フィッツジェラルド”と再会です。でも、感動の再会と言うには何だかぎこちない。 例のごとく色々ミッションをこなしているうちに、姉貴が狂信的なまでに電脳化を望んでおり、フィーはそれに 反発しているということが解ります。姉妹の軋轢の理由はそれのようです。 昔は仲の良かった姉妹のようでしたので、残念無念です。 そしていかにも暗そうなメガネのおっさん“サイモン・オレステス・コーエン”さんが初登場。 この人、プレイヤーに対して妙に上からものを言います。嫌味な野郎です。 まあ、ともかく、色々任務をこなしているうちにウロボロスが立ち上がり、シンシアから 「ウロボロスに参加するからお前もついて来い」と誘われます。ここでは断ります。 ニューコムに帰ると、シンシアは死んだものとして処理されます。姉との軋轢を埋められずにショボンヌのフィーさん。 で、ウロボロスの相手をしていく訳ですが、そこでシンシアさん再登場です。 もう話し合うチャンスはないと思っていたフィーは、ここぞとばかりに訴えかけますが、姉貴の方は終始無言で あまつさえ攻撃を仕掛けてきます。仕方ないので撃ち落とすとシボンヌ。最後まで解りあえなかったことに絶叫するフィーさん。 で、その恨み晴らさんとばかりに姉貴を誑かしたウロボロスを猛攻撃です。 途中で元同僚のレナが出てきても、一言も言葉を交わさず攻撃しまくりなほどの怒りようです。 ともかく、飛行船を撃墜して、逃げたレナとディジョンを撃ち落とすと終了です。 フィーさんが暗い中、お家で一家揃った立体映像を見ていると、突然コンピュータが立ち上がります。 驚いて画面を見てみると、そこには電脳化された姉の姿が。 彼女は「打ち落としてくれてありがとさん。お前も電脳化されりゃいいのに」という趣旨のことを言って去っていきます。 フィーはその画面に立体映像器を投げつけ、枕に顔を埋めて泣き続けます。 しかし、地面に転がった立体映像器には、在りし日の仲のいい家族の姿が今も変わらず映し出されたままでした。 これでニューコムルートは終了です。 間違いなく、このエンディングが一番後味が悪いです。 では、最後にニューコムからのウロボロスルート行きます。 724エースコンバット3:ニューコムウロボロスルートsage2006/03/11(土) 02 15 56 ID dMbcbRrM さて、これで最後です。 これまでの経過は 723参照。 いい女に弱いプレイヤーは(ryウロボロスに参加します。 すると、フィーさんが基地で(恐らくウロボロスの)テロにあってシボンヌというニュースが流れているではありませんか。 電脳化信者のシンシアさんもさすがに妹を死なせてまで電脳化したいとは思っていなかったようで、 その信念にちょっと揺らぎが生じます。 さて、まずはレナをUPEOから連れ去る訳ですが、連れ去った後のレナのUPEOルートとは打って変わった 生気のないディジョンの操り人形な姿を見てますますウロボロスの理念に疑問を抱くようになります。 なお、明示はされませんが、恐らくレナはUPEOルート以外ではみんなこんな状態です。死ぬし。 そこでシンシアはディジョンに問いかけます。「お前らは全ての人の進化を願う理想の集団なのか」と。 ディジョンは勿論それを否定。騙したなと詰め寄るシンシアに吼えます。 「騙されただと……。お前はお前の幼稚な夢を見ていただけのくせに……」 ウロボロスに愛想をつかした姉貴は裏切ります。何故かプレイヤーも巻き込まれます。 で、その後やることは例にもよって飛行船を落としてディジョンを倒してレナを打ち落として終わりです。 レナを打ち落とす際、サイモンが茶々を入れてきます。色々と訳ありのようです。 最後の最後に、超弩級のネタバレを書きます。 ここで初めて、サイモンがどうしてメガネ死ねと言われるのかという所以が明かされます。 725エースコンバット3:真相sage2006/03/11(土) 02 35 57 ID dMbcbRrM さて、全てのエンディングを見ると、いよいよ真相です。 一応行間を空けておきます。 最後のエンディングの後、唐突にサイモンが出てきます。 彼は言います。お前は私に作られた“AI”だったのだと。 そして、お前のいた世界は、お前が現実世界のあらゆる可能性において ディジョンを確実に殺すためのシミュレータにしか過ぎないと。 このサイモン、実は 722に出てきた女メガネの同僚で、彼女に横恋慕していました。 よって、彼女の恋人であるディジョンが憎くてたまらなかったようです。 また、彼女が死んでしまったことにも激しい怒りを覚えていました。 そこで、超高性能AIである“プレイヤー”を作り出し、電脳化したディジョンをぬっ殺すことで 積年の恨みを晴らそうという企みだったようです。 はい、そうです。AIだから姿がないのでいつも留守ですし、喋ることも当然出来ないので 超無口ですし、ある意味兄妹だからこそジオペリアのコントロールも乗っ取れたし、 プログラムだからこそエレクトロスフィアにも入り込めたと言うわけです。 つまり、プレイヤーはサイモンの掌の上で踊らされていただけだったのです。 そして、サイモンがキーボードをポチッと押すと、何やかやのプログラムローディング画面が出てきた後 ミッション選択モードが開いて今度こそ本当に終わりです。ありがとうございました。 ちなみに、電脳化された人間のコンピュータ上での画像イメージというものは、生前のものを使用しているようです。 しかし、生前もへったくれもないプレイヤーには姿なんてありません。 だから、映像を介してのコミュニケーションは不可能と言うわけです、はい。 このゲーム、真相につながるのは実質GRからの2ルートのみですね。 残りはおまけと言っても差し支えないでしょう。 補足1: UPEOルートとニューコムルートの選択の時に、ニューコムを選択するときに落とすのはエリックではないです。 ムービーを見ていると、レナが登場するとき、一緒にR-101Uがついてきてます。ここで落とすのはこの機体でしょう。もしエリックを落とすのなら、ミサイルシーカーにERICHの文字が入るはずです。 補足2: プレイヤーはあくまでシミュレータに過ぎません。つまり、実際には電脳化されたディジョンを消すのは別のプログラムと言うことになります。最後にサイモンがプログラムをいじっているのは、プログラムのデリート処理なんですね。哀れプレイヤーは存在そのものを消されてしまいしたとさ。
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694 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/31(火) 01 00 00 ID EWJ3M8t8 692 エースコンバット3はあのSF設定が受け入れられるかが鍵になるかも… あと施設内フライは挫折した 697 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/31(火) 08 07 21 ID MtAdsRT1 692 設定だけでなくストーリーも酷い バッドエンド多すぎ 唯一マシっぽいルートも条件が… その辺り除くと出来はいいんだが 700 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/31(火) 13 23 10 ID uUnpyAbb 697 俺は結構好きだけどなー。 ディジョンエンディングが好き。 701 名前: 700 [sage] 投稿日: 2005/05/31(火) 13 41 29 ID uUnpyAbb あーあと音楽とかもおすすめ。
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エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション 機種:PSP 作曲者:竹ノ内裕治 開発元:アクセスゲームズ 発売元:バンダイナムコゲームス 発売年:2006年 概要 エースコンバットシリーズ第7作目。国内では初の携帯機での作品である。 ストーリーは『5』の10年後の話を描いている。 シリーズでは珍しくサントラが発売されていない。 収録曲(サウンドテスト順/仮曲名) 曲名 補足 順位 Opening Main Menu Briefing Mission Select Fighter Select 機体選択 Skies of Deception MISSION 1 Result Out of the Fire MISSION 2/9-A Prelude MISSION 3-A/10-A Captive City MISSION 3-B Last Line of Defense MISSION 4-A/4-B/10-B Rolling Thunder MISSION 5-A/7-B/14-A Pinned Down MISSION 5-B/11-A/11-B The Midnight Sun MISSION 6-A/7-B Ice Bound MISSION 6-B Time Limit MISSION 7-C Striking Point MISSION 8-A/8-B Blitz MISSION 9-A/2 A Diversion MISSION 9-B/14-B Gaiuss Tower MISSION 12-A/12-C Atmos Ring MISSION 12-B Alect Squadron MISSION 13-A/13-B 第5回443位 End of Deception I MISSION 15-1 End of Deception II MISSION 15-2 Epilogue Staff Role
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諸事情により更新停止 http //gwiki.orz.hm/acinf/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 を見ましょう。 配信開始日 2014年5月20日 価格 基本無料+アイテム課金 対応ハード PlayStation®3 ジャンル F2Pフライトシューティング ダウンロードに必要な容量 3.5GB以上 CERO B ※公式サイトから 公式サイトから事前登録すると、限定アイテムがもらえる模様。 事前登録受付期間 2014年4月22-5月19日 ここはエースコンバット インフィニティ のwikiページです。 編集は自由です。(常識をもって) ベータ版は終了しました。 詳しくは公式サイトへ。 @PROJECT_ACES からのツイート 更新してくれる方を募集中です。需要があれば、新しい項目や統合してもかまいません。 バックアップは管理者が更新されたのを確認次第しています。 12/19 14 30 バックアップ更新 12/18 15 30 バックアップ更新 2013/12/15 15 00 バックアップ更新
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エースコンバット6 解放への戦火 【えーすこんばっとしっくす かいほうへのせんか】 ジャンル フライトシューティング 対応機種 Xbox 360 発売・開発元 バンダイナムコゲームス 発売日 2007年11月1日 価格 7,800円 廉価版 プラチナコレクション2008年11月6日/3,800円 判定 なし ポイント キラータイトル未満の佳作ゲームボリューム大幅減自重しないDLC予想の斜め上を行く痛戦闘機 エースコンバットシリーズ 概要 新要素など DLC 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 それまでPS/PS2で展開してきた『エースコンバット(以下AC)』シリーズだが、本作は初めて360で発売された。 世界自体は『04』以降の作品と同じ世界観だが、地域的には過去作より北にあるアネア大陸が舞台。 2015年~2016年の「エメリア・エストバキア戦争」を扱う。 「エストバキア連邦は小惑星ユリシーズの落着に備えて迎撃兵器の開発を進めるも頓挫、落着の影響で内政が崩壊し内戦状態となる」などの過去作とのつながりを示す要素がある。 新要素など ダイナミックミッションシステム 1つのミッションで最大6つのオペレーションが同時に行われるようになった。 一定数のオペレーションを成功させることがクリアへと繋がるのだが、何を選ぶかはプレイヤーの自由。楽なオペレーションを優先的にクリアすることも、あえて難しいオペレーションを選ぶこともできる。 ミッションによっては、対空戦闘、対地攻撃が同時に行われるものもあり、どちらかに偏った選び方も、均等な選び方もできる。 全てのオペレーションはリアルタイムで進行するため、「生きた戦場」を感じやすい。 マップ上の表示は方向キーの左右で特定のオペレーションに限定した絞り込み表示が可能。 僚機への指示は攻撃/援護の切り替えのみとなったが、それと別に友軍への要請が可能になった。 操作は方向キーの上下どちらかを押しっぱなし(すぐ離すと僚機へ、押しっぱなしだと友軍への指示となる)。敵撃破やオペレーション達成などで蓄積されるASG(Allied Support Gauge)を1ブロック消費する(ストックは5ブロック分まで)。 支援要請すれば、多数の友軍が一斉に攻撃し、瞬く間に大量の敵を撃破してくれる。攻撃要請の場合は前方の敵を、援護要請の場合は自機を狙う敵を主に攻撃する。 支援要請における友軍のミサイルは誘導性能が高い。多数のエース機に囲まれたとしても、短時間で壊滅状態に追い込める。 + 特にわかりやすいのはミッション12(ネタバレあり) このことが特にわかりやすいミッション12について述べる。 このミッションは「高度制限下での対地攻撃任務」に属するものだが、目標殲滅後そのまま帰還が目的となる2次ミッションに移行する(この段階では高度制限は解除される)。 だがその帰り道において進行距離・敵機撃破・時間経過によって敵の増援がどんどん追加され、最終的には圧倒的不利な状況での持久戦を強いられることになるものの、しばらくすると味方部隊がやってくる(とともにASGがフルチャージされる)ので、支援攻撃を要請すれば相当な勢いで殲滅してくれてそのままミッションも達成となるのである。 ※なおこの流れは後半敵を無視して帰還ラインまで飛ぶことを想定していた点を含めて『5』の18→18+に近いが、本作では強行突破を諦め友軍の到着までの持久戦になる点が異なる。 “通常ミサイルの偏差射撃及び近接信管”“ハイGターン”“電子支援”が追加された。 偏差射撃で敵を攻撃することで、ミサイルの性能が向上する。 直撃すれば、従来では2発当てる必要があった戦闘機や戦車を一撃で破壊できる。 誘導性能も向上し、大抵の戦闘機であればどんな方向から撃っても高確率で命中する。 近接信管はエース機などに有効で、ミサイルが直撃せずとも敵にダメージを与えられる。 ハイGターンを使えば、通常では不可能な急旋回が可能となり、敵機(特にエース機)の追撃や、墜落防止に役立つ。 電子支援はレーダーに表示された青いサークル内に居れば機体や兵装の機能が向上するシステム。サークルとサークルが重なった間に行けば重ね掛けさせる事が可能(但し上限在り)。 シリーズで初めて「途中リトライ」が可能になった。 オペレーションクリアや2次ミッション突入のたびにチェックポイントが記録され、失敗した場合はそこからやり直せる。 リトライしてもオペレーションの評価はそのまま引き継げるので、Sランク狙いの場合でもリトライして問題ない。 オンライン対戦・協力プレイが可能に。ただし協力プレイは本編とは独立したものとなっている。 DLC 機体の別カラーや対戦モードなどのステージをダウンロードして追加できた。2016年6月末で配信終了したが、購入済みの分はOneの後方互換機能でもきちんと認識される。 機体は過去作おなじみのカラーリング(過去の主人公をモチーフとしたペイントや、ライバル機の塗装など)など既存機種の色違いという形であり、新規機種は存在しない。 『5』のラーズグリーズは全機種(CFA-44含む)を制覇している。これは実は後述のアイマス機体でも成しえなかった快挙である(*1)。 ただし、『5』や『ZERO』で登場した敵エースである「グラーバク」カラー機は、エンブレムが付いているだけで全くペイントが違う。 カラーリングと共に性能が調整されている機体も多い。 一部の機体は『2』『3』の性能再現版と銘打たれており、特殊兵装も『3』の特定のものを除き弾数0に設定されている。 『アイドルマスター』のキャラクターを描いた機体…通称「痛戦闘機」が登場。痛車のセンスをそのまま持ち込んだデザインは賛否両論。 ただ、デザイン面でのクオリティの高さ、弾薬搭載量はデザインされたキャラの身長と3サイズ(+体重)に合わせてたり、各キャラの性格や能力に合わせた性能アレンジ、さらにはミサイルスモークの色までキャラクターのイメージカラーになってたりと、無駄に力の入った完成度になっている。 そのアイマス機はそれぞれ実在機ではありえない、かなり尖った性能をしている機体が多い。 例えばロール/ピッチ性能が極限まで高められ普通に真っ直ぐ飛ばすことすら困難なF-16C真美/F-2A亜美機、逆に慣性が存在せずカックカクな動きになるF/A-18F律子機、フルスロットルで一瞬で1800ノットオーバーを叩き出すが止まらない曲がらないという文字通りの「直線番長」Mirage2000-5やよい機等、過去ACシリーズはもちろん他のフライトシムでもありえない異常な性能の機体が勢ぞろいしている。 中でもSP(全員集合)A-10Aは、安定性を殺しそれ以外の性能を全て強化したという性能になっており、A-10Aのクセに最高速度1300ノット以上、戦略爆撃機級の兵器搭載量による超火力、空中でドリフトするかのような異常な挙動と、他の追随を許さない圧倒的なネタ性能で多くのプレイヤーを驚かせた。 ネタ性能が多い一方で、アイマス機では唯一のバランス型でDLC機体でもトップクラスの性能と評されるF-22A春香機、装甲を犠牲に機動力全般を高め、玄人向けエース機と言った性能のF-15E千早機など、所謂オンラインでのガチ対戦でもプレイヤーのスキル次第で高い戦闘力も発揮する機体も存在する。 + その他の機体の特徴 Su-33(美希) 速度が一定以下になるとハイGターンが自動解除される。 F-117A(雪歩) 速度が一定以上になると突如挙動が機敏になる。 Su-47(美希) 高速域での旋回性が上昇。 Rafale M(伊織) 速度によって旋回性が変動する。特定の速度域でないと機動力をフルに発揮出来ない。 F-14D(あずさ) アフターバーナーがないと錯覚するレベルで加速が悪いなど、動きは全般的にもっさり。ただし最高速度はマッハ3にもなる。 Typhoon(真) ロックオン性能は最悪レベルだが、動きは機敏なのでロケットランチャーや機関砲での格闘戦には向く。 このように初心者から上級者まで楽しめる個性的な機体が揃っており、外観はともかく、その性能面での評価は高い。 実際の飛行機メーカーに痛戦闘機のデザインの使用許可を取った上で製品化するなど、制作側の熱意は感じられる(製作側も航空機メーカーも方向性が間違ってる気もするが)。 しかしながら、アイマス機は通常よりも高価(*2)。バンナムお得意のDLC商法がここでも発揮されている。 アイマス機体以外にもこだわりの機体が存在している。 航空ショー用とされる単色シリーズは、通常ミサイルの搭載量が800発とぶっ飛んだ量になっている。それ以外は通常の機体と同性能だがロックオンは爆速。 ステルス性能を持つF-14D(ハロウァン)、超低速状態でも失速せず自在にバレルロールできるA-10A(クリスマス)なども存在。 難易度ACEをさらに超える超高難度「ACE OF ACE(略称はAoA)」が後に追加された。配信されたのはミッション1,2,3,4,9の計5ミッション。 これは難易度と言うよりも別モードに近く、同じミッションでも内容が変更されており、ミッションの規模や難易度が大きく向上している。 ミッション1ではアイガイオンの撃墜が可能。 ミッション2,4では、本来なら登場すらしないはずのギュゲスとコットスが出現する。 ミッション3のラストでは、CFA-44に乗った多数のシュトリゴン機と戦う。ADMMによる弾幕は圧巻。 ミッション9では大艦隊を最初に相手にしなければならず、アイガイオンまでの道のりが長い。アイガイオンとの戦闘になると、内部から歴代エースカラー機が出現して攻撃を仕掛けてくる。極めつけはパステルナークが乗るCFA-44との対決。 架空機での攻略を前提にしているかのように、難易度は非常に高い。Sランク獲得条件も厳しく、意識してスコアを稼がないとなかなかSランクを獲得できない。 オンラインモードの追加マップもある。ただし、ランクマッチでは指定不可。 評価点 本体の性能向上によりグラフィック・サウンド面が向上。ますます美しい板野サーカスが実現。 ダイナミックミッションシステムにより量の面でも「砲火入り乱れる壮絶な『大軍vs大軍』の大戦場」を実現。無数の戦闘機が入り乱れる空中戦はゲーム中の合言葉「天使とダンス」を体現している。 大量の敵を相手にするために破壊する敵の数も多く、シリーズの中でも大量破壊の爽快感を最も覚えやすい作品である。 本作の目玉かつストーリー上の最重要作戦であるミッション13「グレースメリア解放戦」は、シリーズ史上最大規模を誇る長期ミッションとして名高い。 後述するBGMとの相乗効果もあり、シリーズ屈指の評価を受けている。 6つのオペレーションが行われ、対空戦闘、航空支援、対艦攻撃と内容は実に多様。 最後には敵軍最強のエースパイロットが乗る架空機との対決もあり。 シリーズでも最強と言えるほど強化された機銃。他作品と比べて威力も当たり判定も強力。 特に、至近距離で命中させれば1発で戦闘機を撃墜できるほど。 下手にミサイルだけで撃破するよりも、接近して機銃を使った方が効率が良いことも多い。地上目標が相手だとなおさら。 高耐久な地上目標に対しては、ミサイルとの複合攻撃によって大きな効果を発揮する。 従来作と比べて特殊兵装、特にマルチロックオン型が大幅に強化された。 敵の数が増えたことにより自機の武装の弾数が大幅上昇。 一部(後述)を除いて高性能なため、大半の敵は特殊兵装で倒すことになる。 対空ミッションにおいては、XMA4/XMA6(高機能中距離空対空ミサイル(4連/6連))が特に有効で、本作のゲームシステムとは非常に相性が良い。 射程、複数同時攻撃能力、誘導など、ほぼ全てにおいて高性能。 長距離から発射した場合の命中率は高く、通常の敵機が相手なら外れることが少ない。 後半に登場する機体の場合、一度に6発も発射できるXMA6が使用できるようになるため、対空能力が飛躍的に向上する。 対地ミッションにおいては、UGB(無誘導爆弾),RCL(ロケットランチャー),FAEB(燃料気化爆弾),XAGM(高機能空対地ミサイル),LASM(長距離対艦ミサイル)などが本作との相性が良い特殊兵装である。 どの武装も、体感的に攻撃範囲や同時攻撃数が分かりやすくて使いやすい、一度に複数の敵をまとめて破壊しやすい、といった特徴がある。 RCLは04で初登場して以来低性能な特殊兵装とされていたが、本作では実用性の高い武装へと生まれ変わった。特に中盤に登場する超大型航空機に対しては絶大な効果を発揮する。 LASMは従来作のLAGM(長距離対地ミサイル)の特性を引き継いでおり、地上目標の場合は上空から垂直降下するように飛び方が変わるという地味に便利な特徴がある。地上物に対する範囲攻撃が可能となったため、対艦戦以外にも使える汎用性の高い対地ミサイルとなった。XAGMとは目標の分散度で使い分けられる。 これまで問題だらけだった目標切り替えシステムが改善された。 次に切り替わる目標コンテナの横に「NEXT」と表示されるので、目標の切り替えが分かりやすくなった。 さらに、本作ではウィスキーマークの近くの目標を優先的に切り替えるという仕様のため、狙いたい目標を選択しやすい。 本作のBGMには、シリーズ内でもとりわけ評価の高い名曲が存在する。 少年合唱団を採用したエンディング「A BRAND NEW DAY」は、PVの後半に使われていたこともあり、印象に残りやすい。 「グレースメリア解放戦」BGM「The Liberation of Gracemeria」はシリーズ屈指の名曲として高く評価されており、その人気は「ZERO(『ZERO』ラストミッションBGM)」に勝るとも劣らない。 日本語では、英語とはまた違う魅力を味わえる。 プレイヤーの僚機であるシャムロックの声優は小山力也で渋い。 『仮面ライダー』『トリビアの泉・素晴らしき無駄知識』などのナレーターとして有名な中江真司は、作戦司令官役を担当。本作が遺作となった。 日本語音声なら日本語に合わせて、英語音声なら英語に合わせてムービー内の口の動きが変化するというこだわりを見せている。どちらの音声も洋画を思わせる素晴らしい出来だが、日本語訳はかなり意訳に寄っている。 教科書英語的翻訳ではなく、ネイティブが聴いても違和感無い日本語に仕上がっている。 アサルトレコードにおいて、ZEROよりも細かい情報を知れるようになった。 味方のプロフィールも登録されるようになった(当たり前だが、解放条件は味方の撃墜ではない)。 厳しい条件を満たせば、プレイヤーであるタリズマンのアサルトレコードも見られるようになる。 敵側のアサルトレコードのうち1件が、過去作とのつながりを示す要素の1つにもなっている。 比較的短いロード時間 ミッションの規模が大きいものが多いにもかかわらず、ロード時間は比較的短め。 Xbox360のインストール機能を利用する(もしくは後述のXbox One版『7』早期購入特典のDL版)と、ムービー以外はロード時間が皆無レベルとなる。 賛否両論点 キャンペーンモードは全15面。分岐はなく、一本道である。 数だけ見ればXiを除いてシリーズで最も少ない。 その分1ミッション当たりのボリュームは増えたが、これにより別の問題も発生している。 1つのミッションで進行するオペレーションが複数ある分、一度ではクリアできないものが存在する。そのため、周回プレイ時に未クリアのオペレーションをプレイすることで、同じミッションで新鮮な感覚を味わうことはできる。 一度クリアしただけでは到底コンプ不可能な収集要素があり、周回プレイ前提であることから全15面のステージ構成は妥当という考え方もできる。 1つのミッションの所要時間が長い。クリアには大抵10~20分かかる。人によっては30分以上かかることも有り得る。 大規模な戦闘を楽しみやすいという長所もあれば、長過ぎて集中力を維持しづらいという短所もある。 通常ミサイルは説明書や公式HPでは、「偏差射撃を使うと敵に命中しやすい」と記載されているが、むしろ「偏差射撃を使わないと命中しない」と言えるほど素の誘導性能が低下している。 画面端でロックオンした敵を攻撃した場合、相手が戦闘機どころか地上物ですら外れる。 よって、航空機が相手ならその未来位置を予測して、地上物が相手ならそれをウィスキーマークにできるだけ近づけて発射せざるを得なくなる。 シリーズ経験者が過去作の感覚で通常ミサイルを撃つとろくに当たらない。 機銃や特殊兵装が強化された分、余計にミサイルが弱くなったと感じやすい。 しかし、偏差射撃の採用によって強化された部分もあるので、一概に従来作より弱体化したとは言い難い。 挿入されるムービーは長く、主人公が関わらない話が展開されることが多い。戦車兵の話は戦略大作戦のインスパイヤ。 本編のストーリーが単調で一本道。(当時の)次世代機最初の『AC』シリーズということでオーソドックスにしたのだろうか。 今までのシリーズではムービーで語られる話にも必ず主人公が絡んでいた。今作の主人公タリズマンも戦局に大きく関与しているのは間違いないが、その活躍の様子はライバルのセリフから窺い知れる程度に留まっている。 登場人物それぞれの立場や視点、それぞれのやり方で戦争を生き抜くという断片的なエピソードをザッピングムービー的なまとめ方をしている。そういう意味ではゲームプレイの部分が主人公タリズマンの視点でありストーリーテリングになっているという考え方もできる。 難易度が過去作と比べて高い。面によってはEASYですら難しい。これが初『AC』だと詰まるかもしれない。 まずは、その敵の物量の多さに驚かされる。敵が多いということはプレイ時間が長くなりやすい、敵の攻撃の量が多く、どこから攻撃されているのか分からないということが起こる。 一方でシリーズ恒例のタイトな操作を求められる、いわゆるトンネルくぐりは難易度の低下や進入せずともクリアできるなどの緩和策がとられた。 僚機や支援要請の使い方次第で難易度はかなり変動する。支援要請を一切利用しない孤高のプレイを貫けば難易度は飛躍的に向上。逆にプレイヤーは一切攻撃せず、僚機と味方部隊への指示のみで攻略するという縛りプレイも可能(ゲームの進行に必須である一部の場面を除く)。 一応難易度に合わせた救済措置的なものはある。 初心者向けの設定に『5』以来となるトレーニング(チュートリアル)モードが収録されている。新ハードでの初販売ということもあっての措置であろう。 さらに難易度EASYでは、(角度などにもよるが)地形に接触しても跳ね返り、ダメージを受けるだけで即墜落はしないようになる。 ミサイルや特殊兵装の弾数が多くなっているため、敵の物量に対してこちらの弾が足りないということは起こりにくい傾向はある。更にEASYランクでは2倍に増える(ただし上限は999発)ため圧倒的となる。 BGMは重厚なオーケストラ調の楽曲でまとめられているが、メロディーが地味だったり、曲調が大人しくて印象に残りにくい曲が多い。 また、激しいロック調BGMが「Vitoze Aerial Defense」ぐらいしかなく、『2』のような雰囲気を好むプレイヤーからは不評。 とは言え、どのBGMもミッションの雰囲気と合っていて、なおかつ高クオリティのため、好みの問題と言えばそれまでではあるが。 本作の敵エース部隊「シュトリゴン隊」の存在の影が薄い。 シュトリゴン隊は敵国エストバキアの精鋭であり、劇中の戦争以前に行われたエストバキア内戦で華々しい戦果を挙げた凄腕揃いという設定。 だが、ちょくちょくプレイヤーに挑んでは撃退されることがほとんどで、またその数が多いために設定ほど凄腕という感じがない。 主な使用機体はSu-33なのだが、フランカーの敵エース部隊なら過去に黄色中隊がいるので特徴が被っている。 まともに戦えば確かにエースの名に恥じない強さなのだが、支援要請を使えばプレイヤーが全く戦わなくても殲滅できてしまい、カリスマ性も低い。 極め付けは、隊長機であるヴォイチェクがミッション1で被弾して離脱してしまうことであり、それ故に「強いエース部隊」という印象が残りにくい。 彼自身はその後も多くのムービーに登場しており、ストーリー面では重要人物である。 しかし、新隊長であるパステルナークに関しては話が別。彼は「グレースメリア解放戦」のボスとして架空機CFA-44を駆り、強敵としてプレイヤーの前に立ちはだかる。 また、頭の固い前時代的な人間が多いエストバキア軍人の中でパステルナークの人間性は異彩を放っており、その人柄と劇中で見せた強さからシリーズのライバルキャラの中でも特に人気が高い。 クリアランクはクリアしたオペレーションすべてのクリアランクの平均値となるが、各オペレーションのクリアランクがそのオペレーション内の敵撃破による得点のみで決まっている。 他の作品のようにタイムや援護対象の残存率に依存する要素がどのステージにも存在していないため、高ランククリアは比較的楽。中にはクリアしたら必ずSランクになるものさえある。例えば7-D(クォックス隊を狙う超音速爆撃機の迎撃)は1機ずつ登場するXB-70を5機中3機撃墜できれば達成だが、パーフェクトにクリアしようが2機に到達されてクォックス隊が虫の息になっていようがクリアすればSランクである。 後述するように、ミッション13の2次ミッションだけは高ランクを取ろうとすると難易度が跳ね上がる。 勲章の条件となる「1つの難易度において全ステージでSランク達成」も、全オペレーションでの達成ではない。 売りだったはずのネットワークモードは対戦が3モード合わせて11マップ、CO-OPは2マップのみ。後にDLC(有料)で増えたが…。 デフォルトはTEAM BATTLE(チーム戦)とBATTLE ROYALE(個人戦)が各5つ(ここまではステージ固有ギミックのON/OFFも可能)、SIEGE BATTLEが1つ。 DLC商法と痛戦闘機の存在(先述)。 (オフラインでは)圧倒的に強力なCFA-44 本作の架空機CFA-44だが、バランスブレイカーなのかと言いたいレベルの爽快感を誇る機体である。 対空・対地兼用の12ロックオンと長射程を誇る広域制圧兵器ADMMと、10km先の敵でも一瞬でヒットする狙撃兵器EMLを使い分ければ全てのミッションをこれ1機でこなせてしまう。機体種別こそFIGHTERだが、ADMMによりATTACKERをも凌駕しかねないレベルの対地能力も持っているのである。 DLCで配信されたプロトタイプカラーは安定性重視の性能なので、これでHARDランクを突破しオリジナルを解禁なんてことも可能だった。 もっとも、とてつもない汎用ぶりを発揮するのはオフラインのみ。ADMMはオンラインでは使用不可、その上オンラインにおけるコスト(SIEGE BATTLEやCO-OPにおける被撃墜時のタイムペナルティ、対戦系のモードにおける撃墜したプレイヤーが得る得点)も特に高く設定されている。ランクも本機体限定のUNLIMITEDランクなので、対戦では使用可能な機体ランクをランク3までに限定しておけば本機体だけを簡単に除外できる。 問題点 機体数の少なさ 使用可能機体はシリーズ最少の15機(内1機は架空機)。これは初代の16機(架空機なし)よりも少ない。 先行して発売された360専用フライトシムのOver Gが14機+2機(*3)、後発でフライトシューティングのTom Clancy’s H.A.W.X.が67機種(*4)、PC用フライトシムのFalcon 4.0 Allied ForceがF-16専用で9機種+MODによる拡張が可能、IL-2 Sturmovik 1946の派生商品と言うバックボーンがあるWar Thunderが、生産時期による型番違いを含めて300種以上と言うことを考えた場合、複雑な物理計算を行っていないフライトシューティングにしては少ない。 第3世代ジェット戦闘機は一切使用できず、F-4Eが敵機として登場するのみである。 東側の機体はSu-33とSu-47のみ。 MiGに至っては全て削除。非常に性能が特徴的でゲーム映えするMiG-31が削除された上、MiG-29はこれでシリーズ皆勤機体ではなくなってしまった。(*5) 黄色の13の愛機として大きな人気を博したSu-37ですら削除(カラーリング自体はSu-33のDLCカラーとして登場)。改良の進んだ電子機器や搭載兵器の汎用性に優れ、兵器としては上だが、航空機としては原型機のSu-27に劣ると言われている艦上戦闘機型のSu-33に変更された。「三面翼のフランカーと言えば終盤の高性能機」というイメージを抱いていたシリーズ経験者を大きく落胆させる結果となってしまった。 Su-47は「特殊兵装が単体攻撃のみであり、集団戦メインとなる本作とマッチしていない」という指摘も。 シリーズで登場回数の多いF-15S/MTD,YF-23,X-29,JAS-39も登場せず。特にF-15S/MTDは『2』以降定番機となったにもかかわらず、本作には登場しない。 余談だが、クレジット表記にはB-2のものもあるが実際には登場していない。 恒例の架空機としてよく登場していたX-02やADF-01は今回はなし。 CFA-44のEMLは感覚的にはADF-01のTLSにおける攻撃判定の持続時間を一瞬にしたものと言えなくもない。 一応DLCとして追加機体が配信されたが既存機種のマイナーチェンジでしかない。カラーリングと性能が異なる分まだましか? MISSION13「グレースメリア解放戦」の2次ミッションの難易度 ここで対戦することになる架空機CFA-44の随伴機である無人戦闘機(UAV)マーレボルジェは、プレイヤー機がどう頑張っても追いつけないほどの凄まじい機動性を持つ上、UFO軌道でミサイルが当たらない。 一応CFA-44も高い機動性を持つが、一定時間を置いて機動性が低下するため攻撃を当てる機会が残されている。ただ、その状況というのがESM展開中でもあるため、UAVの攻撃が激しくなっている(感覚に陥る)という難点はある。 ミッション13でSランクを獲得するには、それまでのオペレーション全てでSランクを取っているのを前提とした場合、15機撃墜して2次ミッションでBランクを取らなければならない。 しかし前述のとおり、マーレボルジェはその機動性のために1機撃墜するだけでも難しい。対空特殊兵装を乱射して、運任せで当てるという戦法を取らざるを得なくなる。 さらに、マーレボルジェは一度に出現する数が多く、四方八方から機銃で攻撃してくるため、これに関しても当たるか当たらないかが運任せになってしまう。 特に、機銃1発でも大きなダメージを受ける上に修理できない難易度ACEでは致命的。 マーレボルジェは低空までは追ってこないので、超低空飛行していればまず機銃は当たらない。だが、CFA-44を攻撃する際にどうしても高度を上げる必要があるので、やはり運が絡んでくる。 プレイヤーもCFA-44及びその専用特殊兵装を使用すれば、難易度は大きく下がり、運要素はほぼなくなる。しかし、これは裏を返せば隠し機体で攻略するのが正攻法とも言えなくもないゲームバランスである。 また、2次ミッション単体でSランクも、架空機以外ではプレイヤーの集中力や運を考慮すると不可能に近い。 AoA(後述)ミッション9でも再登場するが、公式側もこのゲームバランスの悪さに気付いたのか調整が加えられ、どの機体でもまともに撃墜できるようになった。 シャムロックの挙動関連 僚機であるガルーダ2ことシャムロックに関して問題あり。 自機に密着しすぎるため、誤射して目標に攻撃がうまく当たらなくなり、邪魔になる。 酷いときにはADMMを発射したとたん誤爆しており撤退しているなんてケースも。 今作では「分散」と「特殊兵装切替」の指示ができなくなっており特殊兵装はCPUが任意で使う。つまり使ってほしい時に使ってくれる訳ではない為QAAMやSAAMとかだった場合最早ちゃんと使ってるのかどうかよく分からない。「分散」は兎も角「特殊兵装切替」は無くすべきではなかった。 一部特殊兵装の性能 本作と相性の良い特殊兵装が存在する一方で、相性が悪い、または弱体化したものが存在する。 QAAM(高機動空対空ミサイル),SAAM(セミアクティブ空対空ミサイル),GPB(精密誘導爆弾) 使えないわけではないが、複数同時攻撃能力や広範囲攻撃能力を持つ武装が強いゲームシステムの関係上、これらの1対1の攻撃に特化したものはどうしても見劣りしてしまう。 XLAA(高機能長距離空対空ミサイル) 恐らく、本作で最も弱体化したであろう特殊兵装。 誘導性能が低い代わりに長射程かつ高速度という性能であり、XMA4/XMA6とは差別化されている。 だが、発射されてから約3秒ほど無誘導の時間がある上、高い速度が仇となって目標を通り過ぎてしまいやすく、命中率は低い。発射方向がいい加減だと、さらに命中率は下がる。 射程限界で発射しなければまず命中せず、距離が近づけば近づくほど命中率はガタ落ちとなる。 BDSP(小弾頭ディスペンサー) 一度に一回しか攻撃できず、大して攻撃範囲は広くない。相変わらず性能が改善されていない特殊兵装。 実物(JP-233)も湾岸戦争でイギリス空軍がイラク軍の滑走路攻撃に使用したが、滑走路攻撃専用と言う使い勝手の悪さから対空火器射程外から攻撃できるSOD(ストーム・シャドウ)や誘導爆弾に取って代わられた。 SOD(スタンドオフディスペンサー) 長射程、広範囲な武装ではあるのだが、リロード時間がFAEB並みに長く、活用しづらい。 また、射程ではLASMに劣っている。 実物は作戦内容によって中身(*6)が違う汎用空対地ミサイル。 機銃泣かせのアイガイオン 本作の勲章の1つに「プレイヤーは機銃だけで敵を撃破する」というものがあるが、アイガイオンのコックピットにおける判定が非常に小さく機銃縛りクリアが不可能と誤解されるレベルである。 ただ小さいだけでなく、実際の見た目よりやや後ろにずれている点も厄介。 なお当該勲章は僚機や友軍による撃破は不問なのだが、コックピットを攻撃する段階(難易度NORMAL以下の場合(*7))になると僚機も友軍も指示に応じた行動をしてくれなくなる。後部にあるSAMがコンテナなしで復活する点と複合し地味に鬼畜である。 その他 特定の条件を満たさないと倒せない敵が居る。 特に最終ミッションの架空兵器前部に在る機銃砲台群は最初の内は何故かHUDにコンテナが表示されずロックオンすらできない。 グラフィックのクオリティ向上の弊害か、画面が見づらいことがある。 逆光や地面の太陽反射光にHUDが溶け込みやすく、どこに目標があるのか全く見えないことがある。 ミッション11のオペレーションA/C、ミッション13のオペレーションB/Cが顕著。 ミサイルの煙が濃くて長時間残るため、視界の邪魔になる。 レーダーには一度に多数の情報が表示されるため、どこに何があるのかが分かりにくい。作戦識別器(オペレーション単位での絞り込み)を活用すべし。 従来作と比べてフレームレートが低い。 やや操作遅延があり、お世辞にも操作性が良いとは言えない。 被弾時の音が物凄くうるさい。SE音量を下げていても目立つほど。 『5』同様、オフライン対戦は非対応。その他のマルチプレイもオフラインでは実装されていない。 ハードウェアの世代を考慮すると、マルチプレイはオンラインに移行したといえる。現に本作以降の据置機作品ではオフライン対戦が実装されなくなった。 総評 それまでの作品と同じ世界観における、それまでの作品と違った方向性を持った作品。 一個の作品として総合的に見れば、良作と呼ばれるだけの完成度を有する作品である。 しかしプレイヤーごとの評価の差が激しく、これを考慮すると賛否両論な作品でもある。 新規ファンからは優れたグラフィックや大規模戦闘を中心に好意的に評価されている。 やりこみ要素に魅力を見出せるなら、周囲の評価よりも長く楽しめる可能性はある。 一方で従来作で当たり前だった要素や、ボリューム(特に機体)の減少で古参ファンからの評価は低く、「つまらない方の『AC』」と揶揄されることもある。 戦場におけるひとつの駒として大軍と大軍の戦いを楽しみたいのではなく、ガンダムのような一騎当千の活躍がしたいのであれば過去作の方がオススメ。 とはいえ既に360を持っている人ならば損はないので試しにプレイしてもいいかもしれない。 余談 ミッション9で対峙する空中艦隊(アイガイオン・ギュゲス・コットス)の機体に対する当たり判定は地形と同様のものなので、機体に当たるようにFAEBを投下すると大爆発で機体についているものを大規模に破壊していくというネタプレイが可能。 DLC第5弾配信開始時には『アイドルマスター ライブフォーユー!』の第1弾DLC(とXBLA『トリガーハート エグゼリカ』)の配信が重なり、これらを購入しようとした日本人ユーザーによりXbox Liveの課金系統が制圧されるという事態に発展した。 CFA-44は後に360のエースコンバットとしては2作目となった『AH』の拡張系DLCの一部として、360では配信されなかった『エースコンバット インフィニティ』の追加要素としても登場した。 ただし本作での圧倒的な汎用性はオミットされており、EMLの発砲音も磁気火薬複合加速方式に変更されている。 『7』でもシリーズ25周年記念DLCの1つとして登場。 アイマス機の恩恵をもっとも受けたのはバンナムでも航空機メーカーでもなく、模型メーカーのハセガワである。 同社の社長は「アイマス機で2,000万から3,000万円かかる金型を作り、商売として成り立つから、Su-33のプラモデルが新規で出せた」と模型専門誌のインタビューに答えている。 ほか、アイマス機には絡まなかったが、ハセガワ純正のユーロファイターや在来品に部品を追加したF-15E(*8)と言った、アイマス機以前の模型系のイベントで「社内で検討したが売り上げの面で製品化出来ない」と回答していた商品が定期的に新製品として発売されるようになった。 その後の展開 期間限定で360本体に『ビューティフル塊魂』もしくは『ロスト プラネット コロニーズ』と共に同梱された。 12年後に発売されたOne版『7』の早期購入特典として、後方互換に対応した本作のDL版が付属された(ちなみにPS4版『7』には『5』が付属)。 ダウンロード版の配信はこの特典のみ。 本DL版自体は360版そのままなので、同じアカウントで360へのダウンロードも可能。逆に本作のディスク版をOneでプレイする事も可能。
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エースコンバットX2 ジョイント・アサルト エースコンバットX2 ジョイント・アサルトID+ゲーム名 所持金最大 任務報酬最大 機関銃残弾999 基本兵装&特殊兵装残弾99 ミサイル連射 特殊兵装連射 ミサイル連射、プログラムコード版 全機体所持、全兵装(所持&購入可)、全カラー(6色) キルレート全機体100% 兵装全開 パーツ全開 パーツ制限解除 エンブレム全開 シングル勲章全開 ミッション全開 ミッションALL Rank S 無敵(動作確認済み) 無敵解除 無敵 無敵解除 対空ロック速度Up 対地ロック速度Up ID+ゲーム名 _S NPJH-50263 _G Ace Combat X2 Joint Assault 所持金最大 _C0 MONEY MAX _L 0x2041758C 0x3B9AC9FF 任務報酬最大 _C0 MAX Credits Score _L 0x202BCB7C 0x3B9ACA00 機関銃残弾999 _C0 Gun 999 _L 0x204024AC 0x00000320 基本兵装&特殊兵装残弾99 _C0 Inf Weapons _L 0x104024A2 0x00000063 _L 0x104024A4 0x00000063 ミサイル連射 _C0 Rapid fire [Missile] _L 0xE0020FFF 0x204024D6 _L 0xD04024D6 0x00300002 _L 0x104024D6 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024D8 _L 0xD04024D8 0x00300002 _L 0x104024D8 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024DA _L 0xD04024DA 0x00300002 _L 0x104024DA 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024DC _L 0xD04024DC 0x00300002 _L 0x104024DC 0x00000001 特殊兵装連射 _C0 Rapid fire [SP Weapon] _L 0xE0020FFF 0x204024DE _L 0xD04024DE 0x00300002 _L 0x104024DE 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024E0 _L 0xD04024E0 0x00300002 _L 0x104024E0 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024E2 _L 0xD04024E2 0x00300002 _L 0x104024E2 0x00000001 _L 0xE0020FFF 0x204024E4 _L 0xD04024E4 0x00300002 _L 0x104024E4 0x00000001 ミサイル連射、プログラムコード版 _C0 Rapid Fire _L 0x201C7290 0x3C020001 全機体所持、全兵装(所持&購入可)、全カラー(6色) _C0 all Unit _L 0x404175A0 0x002C0001 _L 0x7F803FF3 0x00000000 キルレート全機体100% _C0 Kill rate _L 0x40418D18 0x002C0010 _L 0x000F423F 0x00000000 兵装全開 _C0 WEAPON ALL _L 0x804175A1 0x002C0002 _L 0x1000003F 0x00000000 パーツ全開 _C0 All Parts _L 0x40417704 0x000F0001 _L 0x03030303 0x00000000 _L 0x20417740 0x00030303 パーツ制限解除 _C0 Part for all _L 0x201CF6F0 0x24020001 エンブレム全開 _C0 EMBLEM ALL _L 0x80417740 0x00780001 _L 0x10000003 0x00000000 注意:EMBLEMを使用するとTACネーム(名前)が表示されなくなる シングル勲章全開 _C0 All Medals single _L 0x20418C84 0x0003FFFF ミッション全開 _C0 All Mission _L 0x200F1E0C 0xAC540CA8 ミッションALL Rank S _C0 All Rank S _L 0x404178D8 0x02600002 _L 0x0001869F 0x00000000 _L 0x404178DC 0x02600002 _L 0x00000001 0x00000000 _L 0x404178F0 0x00980008 _L 0x63006303 0x00000000 _L 0x404178F4 0x00980008 _L 0x00000000 0x00000000 無敵(動作確認済み) _C0 muteki _L 0x201c0830 0x02601021 無敵解除 _C0 muteki kaijo _L 0x201c0830 0x02741023 上のコードで出来ない人は 無敵 _C0 muteki _L 0x201c0E30 0x02601021 無敵解除 _C0 muteki kaijo _L 0x201c0E30 0x02741023 _C0 LGWM Change _L 0x40F4C1B4 0x002c001d _L 0x009600XX 0x00000000 _C0 HVWM Change _L 0x40A4C4C0 0x002c001d _L 0x009600XX 0x00000000 上は軽量ミサイルを下は重量ミサイルを任意の兵装に変更出来る。 XXの値 00 GUN (LSWM ボーイングで撃てるやつ) 01 STDM 02 STDM 03 STDM 04 STDM 05 STDM 06 HACM 07 LGWM 08 HVWM 09 MSSL 0A UGB 0B UGB 0C UGBL 0D NPB 0E FAEB 0F BDSP 10 RCL 11 LAGM 12 LASM 13 SOD 14 GPB 15 XAGM 16 SAAM 17 QAAM 18 XMAA 19 XLAA 1A SFFS 1B ECMP 1C TLS 1D ODMM 1E LSWM 1F SASM 20 IRCM 対空ロック速度Up _C0 Air-to-Air lock on speed up _L 0x20201844 0x40000000 対地ロック速度Up _C0 Air-to-Ground lock on speed up _L 0x20703848 0x40000000
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エースコンバットX2 ジョイントアサルト/コード エースコンバットX2 ジョイントアサルトに戻る コンテンツ ID+ゲーム名 所持金最大 機体全開 兵装全開 エンブレム全開 パーツ全開 STOM 9999 QAAM 9999 コメント ID+ゲーム名 _S NPJH-50263 _G Ace Combat X2 Joint Assault 所持金最大 _C0 MONEY MAX _L 0x2041758C 0x3B9AC9FF 機体全開 _C0 MACHINE ALL _L 0x804175A0 0x002C0004 _L 0x10000003 0x00000000 兵装全開 _C0 WEAPON ALL _L 0x804175A1 0x002C0004 _L 0x1000003F 0x00000000 エンブレム全開 _C0 EMBLEM ALL _L 0x80417740 0x00780001 _L 0x10000003 0x00000000 パーツ全開 _C0 PARTS ALL _L 0x80417704 0x003F0001 _L 0x10000003 0x00000000 STOM 9999 _C0 STOM 9999 _L 0x104024A2 0x0000270F QAAM 9999 _C0 QAAM 9999 _L 0x104024A4 0x0000270F コメント 名前 コメント コードはどこにうてばいいの? -- 赤い稲妻 (2013-02-25 21 38 35) アルバイトはじめました+.(・∀・).+☆ http //64n.co/ -- わかりません (2012-02-03 04 50 53) M10の出現方法 -- ドラゴン (2010-10-24 12 21 29) ドウヤッテイレルンデスカ -- 名無しさん (2010-10-19 18 47 01)
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ACECOMBAT3electrosphere 21-708~709・712~713・716・721~725 708エースコンバット3sage2006/03/10(金) 00 51 21 ID mjGKS3iu とりあえず世界観: 企業が国際的に吸収合併や淘汰を繰り返してきた未来、世界はその弱肉強食のピラミッドの頂点に立った ある一つの超巨大企業によって牛耳られていた。その名は“ゼネラルリソース社”(以下、GR社とする)。 その力は“揺り篭から墓場まで”と称されるように、生活用品から工業、食料、建設から電気、ソフトウェア、ネットワークなどありとあらゆる物品、サービスをほぼ独占販売することを可能としていた。 一つの企業に生活の全てを握られるということは、その企業に従わなくては生きていけないことに等しい。 そうして、国家という物は形骸化し、単なる地域の区分に成り下がった。 GR社の天下は長く続き、肥大化したまま競う相手のいなくなったその組織は既得権益を守るために少しずつ保守化、硬直化していく。 そんなGR社の隙をつくようにして現れたのが、新興勢力である“ニューコム社”。 情報ネットワーク産業を主業務とするこの会社は、科学至上主義を掲げ、過激ともいえる開発により ソフトウェアやバイオネットワークなどに数々の斬新な商品を生み出していった。 その技術力はGR社を凌駕するものであり、GR社の保守的な商品に厭いていた人々は 積極的にこれを受け入れ、GR社のパイを奪う形でニューコムは急激に成長していく。 それに脅威を感じたGR社は、様々な手段を用いてニューコムに攻撃をかける。 その手段は、ネガティブキャンペーンのようなイメージ戦略はもとより、傀儡である新国際連合共同体“NUN”を 介して合法化した上での私設軍隊による直接攻撃など、多岐に至っていた。 当然、ニューコムもまた、私設軍隊を使ってのGR社への反撃や、NUNへの自社系議員の送り込み などによる対抗を行う。 こうして、全世界に拠点を持つ2大企業の対立に端を発する紛争は、世界各地に広がっていくこととなる。 事態が一向に解決の気配を見せない中、NUNの下部組織である治安維持対策機構“UPEO”代表に GR社、ニューコム社どちらにも属さない“ガブリエル・w・クラークソン”議員が就任する。 双方と対等に話をすることのできる数少ない人物である彼は、UPEOの役割を再度明確化し 紛争を止めるべく双方への軍事的、外交的な行動を開始した。 そんな中、極限状態まで張り詰めたGRとニューコムの対立の糸がついに切れ、ニューコム社は GRに対し表立った大規模な軍事行動を開始した。 紛争の拡大を阻止すべく、UPEO所属のパイロットであるプレイヤーは指示を受け、同僚と共に ニューコム戦闘機を撃墜するため出撃した。 以上。こっからゲームスタート。 続きはまた。 709エースコンバット3sage2006/03/10(金) 01 22 45 ID mjGKS3iu 以下、人物紹介(一部)。残りは適時紹介: UPEOの出動部隊は四機。 一番機に乗ってるのが“紘瀬玲名”とかいうジャポネ。通称“レナ”。 激しく飛行機操縦の天才で、9歳で当時GRでパイロットとして GRに入社したという幼女パイロットです。でもゲーム開始時は19歳。 この人、シルバーストーン病とかいう先天性の病気です。 どういう病気かというと、要するにお肌がとっても弱くて日光にまともに当たると激しくやけどでウワァァンですよ、と。 だから、昼間は防護服きてます。ついでに、GRの能力開発プロジェクトに参加していたときに神経手術を受けていて 超人的な反応速度での操縦も可能です。まさにエース。それを生かすための機体も開発されておりましたが、 機体は開発プロジェクトが破棄されてから行方不明。 「病弱美少女エースパイロット萌え」というように、彼女も激しくマスコミに持ち上げられています。 まさに歩くUPEOの宣伝塔。でもこれはあんまり本編に関係なかったりして。 二番機に乗ってるのが“シンシア・フィオナ・フィッツジェラルド”。通称“フィー”。 ハイパーエリートで完璧超人の姉貴に反発していいとこの育ちのくせにUPEOなんぞに入ってしまいました。 でも姉貴のことは好きみたい。入った理由のもう一つとして、正義感があるからだそうです。 三番機に乗っているのが“エーリッヒ・イェーガー”。通称“エリック”。激しく新人パイロット。 事なかれ主義だわ、信念はないわ、危機感はないわ、流されやすいわ、事実を直視したくないわ激しくヘタレです。 おまけに、いつも自分より強いレナやフィーのケツを追っかけてるわでもう最悪です。 でも、二人には相手にされていません。まさにエースコンバット界のキングオブヘタレ。 プレイヤーはどん尻の4番機。 ここではあまり語ることと言いますか、語れることはありません。 戦闘中以外はいつでも留守だったり、超無口だったりすることを除けばパイロットとしては素質ありです。 て言うか、モニターの前のあなたがそれを伸ばすことになるのですから、がむばってください。 次からストーリー。 712エースコンバット3sage2006/03/10(金) 10 30 20 ID mjGKS3iu で、こいつらとニューコムの電波基地攻撃したりGRと共同訓練したりしているうちに プレイヤーはだんだんとその腕前を認められていきます。 さて、ある日GRとの共同作戦でニューコムの基地を攻撃した訳ですが その時にGRのちょいワル親父エース、“アビサル・ディジョン”から移籍への誘いを受けます。 ここで初めての分岐です。 とりあえず、ここでは移籍を断ったことで進めます。 移籍を断ったプレイヤー、何だかその間に停戦協定が結ばれたらしいけどあっさりと破られて 侵攻してくるGRの航空部隊を迎撃したりGRの秘密基地に偵察かけたり、例のレナ用に開発された機体が発見されて レナが飛び出していくのをサポートしたり、テロリストの飛行船テロを阻止したりします。 で、クラークソン代表がもう一度停戦協定の交渉をするためにニューコムに向かうのを護衛するために 特別機の護衛任務につきます。やってくるのはGRの航空部隊。 そいつらをさくっと片付けると、UPEOの航空部隊司令である“ギルバート・パーク”通称“パーク”から 専用機の中にテロリストがいるから撃墜しろとの無茶な司令を受けます。意図が丸見えの命令です。 こんな命令をするのは小悪党と相場が決まっていますが、まさにこいつもご多聞に漏れずです。 この人、実は元GRの幹部で、GRからニューコムに科学者が大量に移籍した際その手引きをして 自分も一緒に移籍しようとしましたが、保身に走った科学者たちに阻止され、落ちぶれたところを GRの上司であるナシメントに拾われ、UPEOに出向してきたという裏設定があります。 よって、UPEOに対する忠誠心は微塵もありません。あるのは権力欲のみ。 ついでに言えば、パークは漢字で“朴”と書きます。つまり、韓国系のアメリカ人です。 少し話が脱線しましたが、ともかく、ここで二度目の分岐です。 ここでは専用機を撃墜したことで進めます。 ちなみに、もう一方のルートに進むために撃墜するのはエリックの機体です。 713エースコンバット3sage2006/03/10(金) 10 32 44 ID mjGKS3iu あ、書き忘れましたが、専用機の中には護衛としてフィーも乗っています。 つまり、フィーと代表をぬっ殺すか、エリックをぬっ殺すかの二択です。 716エースコンバット3:UPEOルートsage2006/03/10(金) 17 46 09 ID mjGKS3iu さて、その後も最新鋭機を与えられてGRやニューコム部隊の相手に勤しんだり 極秘ユニットの奪取を阻止したりナノバイトとか言う超小型ロボットが暴走したんで除去しに行ったら レナがナノバイトに犯されて精神汚染でイヤーンなのを何とかしたりで、大忙しの4人組です。 そんな折、パーク司令が「ニューコムから新しい戦闘機の供与を受けたからナシメントが死んで混乱しまくりの GRが暴走しないようにちょっくら軍事工場に爆撃して来い」と言った趣旨のことを仰います (UPEOは中立ちゃうんかという諸兄のために説明しておきますと、UPEO表向きは中立で兵器も独自開発ということになってますが 裏ではNUN内におけるGRとニューコムの鞘当て合戦の影響により、己の影響力を少しでも高めるべく両社は兵器提供を ぼんぼん行っており、そいつをUPEO用にカラーリング等を改修してから使用する、といった手法がとられております。 作中でも言われますが、この辺りがUPEOの“張子の虎”としての事実を示す部分でしょう)。 ところがどっこい、こいつはどう見てもニューコム用のカラーリングのままです。 おまけに、よせばいいのにそのまま爆撃しちゃうもんだから両社は全面戦争に突入とあいなります。 で、その混乱に乗じてイカレ親父ディジョンが、クーデター組織“ウロボロス”を立ち上げて決起します。 彼らの要求は、全人類の“電脳化”(己の思考ロジックや記憶などのデータをソフトに落とし込み、生きた人工知能して コンピュータ上で永久に生き続けること)。本拠地はどう見ても飛行船な空中空母です。でも相当強力みたい。 そのために必要な戦力ってことで、ディジョンはレナを攫って レナ専用の機体“ナイトレーベン”に乗せます。 でも、乗せてもらった分際でレナは飛行船を攻撃して、あっさり撃墜されてしまいます。 そこで、エリックが怒り狂ってプレイヤーと一緒にウロボロスを攻撃。 何とか首魁のディジョンを倒してウロボロスを壊滅させると、ついでにUPEO基地にも攻撃をかけて 自分たちをハメたパーク司令も殺します。 そして、真っ暗闇の中、男二人というむさ苦しい編隊で当てもなく飛行していると ふとレーダーに反応があります。 下を見ると、そこでは撃墜されたレナが残骸の上でこちらに向かって手を振っているではありませんか。 UPEO編はこれでエンド。 趣旨を短く纏めると、エリックはちょっとだけ成長し、 病気のせいで根暗だったレナは 仲間とのふれあいを通じて明るくなりましたとさ、ということです。 このゲーム、このエンディングが間違いなく一番爽やかな終わり方です。個人的にはこれを正史に押す。 もっとも、正史もへったくれもなくなるような事情があったりもします。 以上、その他ルートはまた後ほど。 721エースコンバット3:ゼネラルルートsage]2006/03/11(土) 00 45 56 ID dMbcbRrM さて、とりあえず次はGRルートです。 それまでの経過は 712参照。 さくっと移籍したプレイヤー、早速“キース・ブライアン”とかいう黒人に絡まれます。 この時代に珍しいたたき上げのノンキャリアパイロットである彼ははディジョンとは長い付き合いらしく、 しょぼいUPEOの中で腕が立つってだけでいきなりぶっこ抜かれたプレイヤーのことがお気に召さない様子。 とは言え、キースとディジョンと一緒にシコシコと共同作戦をこなしているうちに認めてくれるようになるのはお約束。 仲良くなったところで、三人組は専用機を撃墜しに出撃します。ここでは分岐はありません。 なお、専用機を撃墜する際には護衛機としてエリックが出てきますが、別に落とさなくてもクリア可能です。 その後もシコシコと作戦をこなして行きますが、何だかディジョンの様子がおかしくなっていきます。 そいつはキースも感づいている様子。そして、ニューコムの潜水艦を破壊するという作戦を終了した後、 ディジョンは「クーデターを起こすからついて来い」という趣旨のことを言ってきます。ここで分岐です。 ここでは断ったことにして進めます。 その後は、とりあえずニューコムを叩いた後ウロボロス( 716参照)と一戦交えます。 UPEOルートではろくすっぽ出番のなかったレナ、ここではナイトレーベンで颯爽と登場です。 この機体、速度周りと機動性がとんでもないです。おまけにレーザーもついてます。まさに黒い悪魔。 飛行船を痛めつけた後、レナとやりあう訳ですが、これが中々しぶといです。 ゲーム中にして、3ステージ分も生き残ります。 で、レナを撃墜するとディジョンが登場、こいつを倒すとウロボロスはやっぱり壊滅です。 そしてキースはディジョンの最後っ屁でシボンヌです。 紛争を終わらせてGRに戻ると、GRの攻撃で壊滅したはずのメガフロート(ニューコムの海上都市)から ナイトレーベンそっくりの機体8機が出撃し、各地で暴れているとの情報が入ります。 そいつらがGRの本社に向かってきたため迎撃に出ます。 相手はナイトレーベンそっくりの機体だけあり、能力や兵装もそっくりです。 そんな奴らをまともに8機も相手にできるわけがありません。 しかし、その内の一機にある程度のダメージを与えると、その機体のコントロールを乗っ取ることが出来ます。 これで機体性能は対等です。後は全て撃墜したら終了です。 しかし、帰ってきた機体のコックピットには誰も乗っていません。ここでエンディングです。謎の残る結末です。 ネタバレをすると、この機体、名前を“ジオペリア”と言い、裏設定ではナイトレーベン設計に携わった技術者たちが ニューコムに移籍したあと開発した無人機ということになっています。 つまり、まともな人間ではGや反応速度に耐えられない、使い勝手の悪い機体であるナイトレーベンを AI駆動に対応させることにより専用パイロット育成の手間を排除し、使い勝手を格段に良くした ニューコム製量産型ナイトレーベンと解釈してもらうと解り易いと思います。 そして、このルート最大の謎は、 “どうしてプレイヤーはそんな機体の操縦系統のハッキングを戦闘中に行えたのか”ということです。 ヒントは、 “ジオペリアは遠隔制御をされており、その性質上常にコントロールはニューコム専用ネットワークに開かれている” 709にも書いた“プレイヤーがいつも留守である”“超無口である” です。 それでは、次はGRルートからのウロボロスルートに入ります。 722エースコンバット3:GRウロボロスルートsage2006/03/11(土) 01 22 49 ID dMbcbRrM さて、それではGRルートからのウロボロスルートです。 これまでの経過は 721参照。 いい男に弱いプレイヤーは、誘われるままホイホイとウロボロスに参加してしまいました。 まあ、それは置いといてやることを簡潔に纏めますと、とりあえず、GRとニューコムとUPEOを潰します。 その間のイベントムービーで、ディジョンの過去が明かされます。 ちなみに、ここで女のメガネが出てくる訳ですが、昔々のディジョンさん、何やらその女メガネと恋人のようです。何気にこの事実は重要です。 そして実験台に横たわっています。頭には何やら怪しい装置。何かの実験を行っているようです。 実はこの実験、“電脳化”( 716参照)の実験なのです。 頭につけてた装置は恐らく脳のデータをソフトに落とし込むためのものでしょう。 ともかく、これでディジョン君は電脳化されます。 やったやったと喜んでいたのも束の間、研究所は爆破されます。 この実験の成功に危機感を覚えたGRの保守派が事実を抹殺しようとした結果です。 その後、ナイトレーベンのプロジェクトも打ち切られ、 そんな組織の保守主義に嫌気の差した優秀で過激な科学者たちは、ニューコムにこぞって移籍していきます。 そうして、今のニューコムがあるわけです。 さて、肉のある方のディジョンさんはその際に女メガネともどもシボンヌです。 生き残ったのは、電脳化後のディジョンさん。でも、彼は自分が死んだ事実を認めようとはしません。 それでも、自分が電脳化された自分であるという事実は変わりません。彼の世界には当然、誰もいません。 寂しくなった彼は、「全世界の人間を電脳化すれば寂しくなくなる」ということを考え付きます。 はい、もうお解かりですね。これがウロボロス立ち上げの真相です。 話を戻しますと、これで世界はウロボロスのものと思いきや、その後、キースが出張ってきます。 ここで何故か、プレイヤーはウロボロスと敵対することになります。 その内キースがナイトレーベンに挟まるという珍妙な事態が起こります (ナイトレーベンは特異なフォルムの全翼機であるので、翼と翼の間に機体が挟まる程度のスペースが存在します)。 ともかく、これでナイトレーベンご自慢の機動性はガタ落ちです。 キースは「俺に構わず撃て!」とお決まりの台詞を絶叫。 尊い犠牲を払ってナイトレーベンを撃ち落とします。 その後、飛行船を撃ち落とすとディジョンと一騎打ち。 ある程度ダメージを与えると“エレクトロスフィア”というネットワーク上の空間に部隊は移行します。 そして止めを刺すと、ディジョンとある人物の勝ち誇ったような嫌味を聞きながら爆死。そして終了です。 このルートの最大の謎は、“どうしてプレイヤーがエレクトロスフィアに入れたのか?”ということです。 電脳化されたディジョンはプログラム上の存在ですから、入ることは簡単です。 では、どうしてプレイヤーにもそのようなことができたのでしょうか? では、次はニューコムルート行きます。 723エースコンバット3:ニューコムルートsage2006/03/11(土) 01 53 54 ID dMbcbRrM さて、次はニューコムルートです。 これまでの経過は 712参照。 あらかじめ書いておきますと、このルートでは特に真相につながるような謎は提示されません。 エリックを撃墜したプレイヤー。 無事ニューコム勢力内にたどり着いたクラークソン代表はUPEOの裏切り行為に怒り心頭のようで 到着後の会見でニューコム移籍を宣言します。ちなみに、この人この後は一切出番なしです。 なし崩し的にニューコムに転籍となったフィーとプレイヤー。 フィーのほうは姉貴の“シンシア・フィッツジェラルド”と再会です。でも、感動の再会と言うには何だかぎこちない。 例のごとく色々ミッションをこなしているうちに、姉貴が狂信的なまでに電脳化を望んでおり、フィーはそれに 反発しているということが解ります。姉妹の軋轢の理由はそれのようです。 昔は仲の良かった姉妹のようでしたので、残念無念です。 そしていかにも暗そうなメガネのおっさん“サイモン・オレステス・コーエン”さんが初登場。 この人、プレイヤーに対して妙に上からものを言います。嫌味な野郎です。 まあ、ともかく、色々任務をこなしているうちにウロボロスが立ち上がり、シンシアから 「ウロボロスに参加するからお前もついて来い」と誘われます。ここでは断ります。 ニューコムに帰ると、シンシアは死んだものとして処理されます。姉との軋轢を埋められずにショボンヌのフィーさん。 で、ウロボロスの相手をしていく訳ですが、そこでシンシアさん再登場です。 もう話し合うチャンスはないと思っていたフィーは、ここぞとばかりに訴えかけますが、姉貴の方は終始無言で あまつさえ攻撃を仕掛けてきます。仕方ないので撃ち落とすとシボンヌ。最後まで解りあえなかったことに絶叫するフィーさん。 で、その恨み晴らさんとばかりに姉貴を誑かしたウロボロスを猛攻撃です。 途中で元同僚のレナが出てきても、一言も言葉を交わさず攻撃しまくりなほどの怒りようです。 ともかく、飛行船を撃墜して、逃げたレナとディジョンを撃ち落とすと終了です。 フィーさんが暗い中、お家で一家揃った立体映像を見ていると、突然コンピュータが立ち上がります。 驚いて画面を見てみると、そこには電脳化された姉の姿が。 彼女は「打ち落としてくれてありがとさん。お前も電脳化されりゃいいのに」という趣旨のことを言って去っていきます。 フィーはその画面に立体映像器を投げつけ、枕に顔を埋めて泣き続けます。 しかし、地面に転がった立体映像器には、在りし日の仲のいい家族の姿が今も変わらず映し出されたままでした。 これでニューコムルートは終了です。 間違いなく、このエンディングが一番後味が悪いです。 では、最後にニューコムからのウロボロスルート行きます。 724エースコンバット3:ニューコムウロボロスルートsage2006/03/11(土) 02 15 56 ID dMbcbRrM さて、これで最後です。 これまでの経過は 723参照。 いい女に弱いプレイヤーは(ryウロボロスに参加します。 すると、フィーさんが基地で(恐らくウロボロスの)テロにあってシボンヌというニュースが流れているではありませんか。 電脳化信者のシンシアさんもさすがに妹を死なせてまで電脳化したいとは思っていなかったようで、 その信念にちょっと揺らぎが生じます。 さて、まずはレナをUPEOから連れ去る訳ですが、連れ去った後のレナのUPEOルートとは打って変わった 生気のないディジョンの操り人形な姿を見てますますウロボロスの理念に疑問を抱くようになります。 なお、明示はされませんが、恐らくレナはUPEOルート以外ではみんなこんな状態です。死ぬし。 そこでシンシアはディジョンに問いかけます。「お前らは全ての人の進化を願う理想の集団なのか」と。 ディジョンは勿論それを否定。騙したなと詰め寄るシンシアに吼えます。 「騙されただと……。お前はお前の幼稚な夢を見ていただけのくせに……」 ウロボロスに愛想をつかした姉貴は裏切ります。何故かプレイヤーも巻き込まれます。 で、その後やることは例にもよって飛行船を落としてディジョンを倒してレナを打ち落として終わりです。 レナを打ち落とす際、サイモンが茶々を入れてきます。色々と訳ありのようです。 最後の最後に、超弩級のネタバレを書きます。 ここで初めて、サイモンがどうしてメガネ死ねと言われるのかという所以が明かされます。 725エースコンバット3:真相sage2006/03/11(土) 02 35 57 ID dMbcbRrM さて、全てのエンディングを見ると、いよいよ真相です。 一応行間を空けておきます。 最後のエンディングの後、唐突にサイモンが出てきます。 彼は言います。お前は私に作られた“AI”だったのだと。 そして、お前のいた世界は、お前が現実世界のあらゆる可能性において ディジョンを確実に殺すためのシミュレータにしか過ぎないと。 このサイモン、実は 722に出てきた女メガネの同僚で、彼女に横恋慕していました。 よって、彼女の恋人であるディジョンが憎くてたまらなかったようです。 また、彼女が死んでしまったことにも激しい怒りを覚えていました。 そこで、超高性能AIである“プレイヤー”を作り出し、電脳化したディジョンをぬっ殺すことで 積年の恨みを晴らそうという企みだったようです。 はい、そうです。AIだから姿がないのでいつも留守ですし、喋ることも当然出来ないので 超無口ですし、ある意味兄妹だからこそジオペリアのコントロールも乗っ取れたし、 プログラムだからこそエレクトロスフィアにも入り込めたと言うわけです。 つまり、プレイヤーはサイモンの掌の上で踊らされていただけだったのです。 そして、サイモンがキーボードをポチッと押すと、何やかやのプログラムローディング画面が出てきた後 ミッション選択モードが開いて今度こそ本当に終わりです。ありがとうございました。 ちなみに、電脳化された人間のコンピュータ上での画像イメージというものは、生前のものを使用しているようです。 しかし、生前もへったくれもないプレイヤーには姿なんてありません。 だから、映像を介してのコミュニケーションは不可能と言うわけです、はい。 このゲーム、真相につながるのは実質GRからの2ルートのみですね。 残りはおまけと言っても差し支えないでしょう。 補足1: UPEOルートとニューコムルートの選択の時に、ニューコムを選択するときに落とすのはエリックではないです。 ムービーを見ていると、レナが登場するとき、一緒にR-101Uがついてきてます。ここで落とすのはこの機体でしょう。もしエリックを落とすのなら、ミサイルシーカーにERICHの文字が入るはずです。 補足2: プレイヤーはあくまでシミュレータに過ぎません。つまり、実際には電脳化されたディジョンを消すのは別のプログラムと言うことになります。最後にサイモンがプログラムをいじっているのは、プログラムのデリート処理なんですね。哀れプレイヤーは存在そのものを消されてしまいしたとさ。